趣味人間万歳!【オーディオ編】(2)カセットテープ
現在でこそ音楽ソースは多様なメディアが存在しますが、僕がオーディオにハマり始めた頃の音楽ソースは「レコード」「(ラジオ)チューナー」「カセットテープ(またはオープンリール)」この3点だけでした。
そのうち「レコード」と「チューナー」は骨董品でしたがありました。
あとは「カセットデッキ」
そして初めて手に入れたカセットデッキは、テクニクス(ようするにパナソニックですな)の、当時流行り始めたダブルデッキでした。
嬉しかったですね~。家にいる時はほとんど回してました。
それまでのラジカセとはケタ違いに音がいいし、憧れだったハイポジションやメタルテープが使えるようになったし。
あと、雑誌でしか情報を得られなかった「ドルビーノイズリダクション」なるものも、実際に自分の耳で確かめることが出来ました。
で、この頃から「音楽を聴いて楽しむ」というのとはちょっと違う方向にも興味が湧いてきたのです。
そう、「カセットテープ」そのものです。
様々なメーカーから様々な種類のカセットテープが発売されてまして、それらを意味もなく(笑)手に入れたい衝動が高まっていきました。
同時に、カセットテープにつきものの「インデックスカード」これまた意味もなく集め始めるようになりました。
これはもう音楽とは離れた「コレクション」になっていったのでした。
ごく最近の話し。部屋の荷物を整理していたところ、当時集めていたインデックスカードが発掘されたのです。懐かしかったですね~。
自分でも意外なほどたくさんあったので、
MUUSEOにアップロードしました。(笑)
https://muuseo.com/mitsuo.ochi/collection_rooms/8
やがて、骨董品のステレオセットとおさらばすべく、
アンプ、チューナー、スピーカーを少しづつ揃え、
オーディオラックも手に入れて、安物ですがいっぱしのオーディオセットが組みあがりました。もうご満悦です。
そして時は流れ、デジタル・インターネット全盛の今日。
当時のオーディオ機器で残っているのはスピーカーだけです。
音楽を楽しみたければPCやスマホでいつでも気軽に、それもケタ違いのいい音で鳴らすことが出来ますし、
そもそも、オーディオセットの前に鎮座して「音楽鑑賞」するということ自体がなくなりました
部屋の中はずいぶんスッキリしましたが、時々あの頃が懐かしくなることがあります。
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