偏差値70への現代文「丸パクリ」勉強法
今回は大学受験における現代文の勉強法について紹介します。
コンセプトは3つ。
①現代文に(あまり)時間を割かない
②選択・記述式を問わずに通用する
③偏差値50台→偏差値70 and 東大国語の合格点に届く
やることはたったの4段階。
1)模範解答を丸ごと書き写す
2)模範解答をカンニングして、それを思い出しながらコピーする。
3)模範解答の「加点ポイント・要素」をもとに、自分で解答を作ってみる。
4)自力で解答を作る=ゴール
私は東大文系志望でした。
高校2年生の全国模試(記述式)の成績は「総合75・英語80・数学75」がアベレージ。
そして、ある時の国語で「偏差値55」というとんでもない成績を叩き出ました。
理系の友人から「文系向いてないよ」と言われて、初めて「国語も勉強しなければ大変なことになる」と気がつきました。
成績表を見ているうちに、古文・漢文よりも現代文が足を引っ張っていることが明らかになります。
ところが、現代文の勉強方法は確立できておらず、いったいどうすればいいのか手探りの状態。
塾の先生に相談すると「まずは講義で扱った問題の復習。解答を丸写ししてもいいんじゃないか」。
英語のシャドーイングと同じように、先生の模範解答を「トレース」するのです。
私は3ヶ月後の模試で、無事に「国語の偏差値70」を達成できました。
まずは「コピー」から始める
「文系やめたら?」事件の翌朝から、私は前日の問題を「丸写し勉強法」で復習することにしました。
問題文と設問を読み、塾の先生の模範解答を文字通り「丸暗記=コピー」して解答用紙に記入するだけ。
あたかも自分が解答を作ったかのように、堂々と「丸パクリ」しましょう。
まずはこれを1ヶ月続けてみる。
勉強時間は30分もかからない。
高校生は文章を書く経験が圧倒的に足りません。
ほぼ0です。
自分の名前とクラスと住所は書けます。
まとまった文章を書く機会は、読書感想文しかありません。
いきなり自力で、しかも論理的に100文字もの文章を書くのは無理です。
ダンスを踊ったことがない人に、オリジナルの振り付けはできません。
そもそも、ダンスにどんな動きがあるかもわかりません。
まずは好きなダンサーをコピーするところから始めます。
日本の学校教育では「論理的な文章の書き方」を教わりません。
大学受験の現代文で求められるのは「文章を正しく読むこと」と「論理的な文章を書くこと」です。
まずは、踊ります。
丸パクリで踊っているうちに、「こういう体の使い方があるんだ」とわかってきます。
文章も、書き写しているうちに、文章を書く量が増えていきます。
書く経験の総量が増えると、自然に「文章を書くということ」を身体で覚えていきます。
カンニングしてから丸写し
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