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私の大失敗就活録


こんにちは、もうすぐ夏が来ますね🏖
そろそろインターンや説明会イベントに申し込みをする学生さんも多いんじゃないでしょうか。

何を隠そう、私は就活大失敗の民です。
内定が貰えませんでしたという訳ではありません。頑張る方向を間違えただけです。(致命的)

どう間違えたのか、順を追って話していきましょう――



私は21年卒の就活生でした。
年齢がバレる(^_^;)

ちょうど就活スタートダッシュを切る頃の2020年春、コロナウイルスの混乱に見舞われたのです。
コロナを就活失敗の理由にするのも卑怯?いやだってあれは影響しますよね??


えー、先に結果を話します。
卒業式手前ギリッギリで医療関係の会社から内定もらって間に合いました。

間に合う…?っていうのも今考えればおかしな話ですが、卒業式に内定決まってないまま出るの嫌って思っていたんです当時の私。

周りより早めにインターンに参加したりと準備を固めていたので、ギリギリまで長引くとは夢にも思わず。


そしてここからが大事な部分。
私は医療関係に就きたかったのか?について。

いいえ、全く。


じゃあ元々は何を目指していたのかと言うと、ツーリズム業界(観光業)に就くことを理想と掲げて勉強していました。
はっきり言って医療関係に行くなんて1ミリも思っていませんでした。眼中にもなかった。(めっちゃ言う)

ご存知の通り、コロナの影響で観光業界は瀕死状態で採用活動してる場合じゃねぇ!だったので思い描いていた計画は白紙。

この衝撃と焦りが「とにかく内定を貰わなければ!!」に繋がっていきます。
失敗の予感が抜き足差し足忍び足。


それから私は、食品…保険…インテリア…アプリ開発…ゲーム…などとにかく様々な業界に赴いていきました。
何十社も面接を受けました。同時に何十社も落ちました。書類審査すら通らないところもありました。

当然ですよね。
"ここがいい"じゃなく"ここでいい"で会社を選んでいたのだから。
でもそれに気づいていなかったんです。
内定のための就活をしてしまっていることに。

大学の教授にオススメの企業を聞くor就活サポート室でチラシもらう
→とりあえずココ受けてみっか☆
若かったから体力だけはあったんだなあ。

内定のための就活をしてしまうと、次のことが起こります↓

  • ペラペラの志望動機とガクチカが出来上がる

  • 予想外の質問が飛んできた時に頭真っ白

  • 自分の興味ある分野、本当ににやりたいことが麻痺して分からんくなる

  • 仮に入社をしても「何のために働いてるんだろう…」ってなる(辞める)

私はこれ全部なりましたcomplete!

一番最初に作った自己PR文を使い回し、見直そうともしない。あまり理解もしていない企業理念に共感しましたと見え透いた嘘。
きっと面接官にもそういうのが伝わっていたんでしょうね…。

オフィス街を駆け回っている時は必死で何とも思っていなかったけど、ふと家にいると「何してるんだろ…」と虚無になることが多々ありました。
多分その時点で一旦立ち止まるべきでした。
内定さえもらえば勝ち、ゴールであると本気で信じていました。

周りはどんどん内定を貰っていて、それがまた焦りに拍車をかける。イライラ、イライラ、
感情のコントロールができず、恋人に当たり散らかしたりもしました。
ちなみに就活していた当初の記事もありますので良ければ覗いてみてください。とってもイライラしてます(笑)


正直、コロナウイルスが存在してなかったとしても私は就活大失敗民になっていたと思います。

なぜ医療関係に就職したのか?
なんとなく、内定をくれたから。

そもそもなぜ大学に行ったのか?
なんとなく、まだ働きたくなかったから。

じゃあなぜツーリズム専攻を志望したのか?
なんとなく、中高で英語が得意科目だったから。

そう、なんとなく人間だったんです。
思えば人生の分岐点で、自分の気持ちにちゃんと耳を傾けてあげてなかった。

結果合わない会社に入り、心身共に病んでたった一年で退職します。

病み期真っ只中に書いた記事もありますこちら。



就活時期の自己分析って鍵だなと思います。
学校から口酸っぱく言われている人もいるだろうけど、「はいはい」で済ましちゃいけないと身をもって学んだ人間がここにいます。

多くの人が『仕事』とは切っても切れない、人生の大半を占めるものです。
だからこそ自分が何をしたいのか、何が得意で、何にストレスを感じるのか、までしっかり自己分析をするべきだと。

そして内定をもらえなかったとて「自分はダメだ」と思わないことが本当に大事です。
これに関しては当時の記事でも書いている「自分という良き人材を逃すなんて勿体ないぜ」と思うか、「神様がお前の居場所はここじゃないって教えてくれているんだ」って思うのが効きます。
この考え方を出来ていたところだけは過去の自分褒めたい。


あともう一つ。失敗してもやり直せる、ということ。
これからの人生何十年ものことを、1,2年のうちに考えろ!ってよく考えてみればめちゃくちゃ酷な話で。だから失敗ももちろんするだろって思うんです。
一つの会社に長く勤められるのもいいことだけど、やってみてから気づくこともあります。むしろやらないと分からないことだらけ。

私は既に二回失敗しています。
医療関係を二社経験してからやっと「あ、この業界合わないな」となりました。(遅い)

ゴリゴリに病んだけど、それも経験しないと分からなかったし、二社経験したからこそ「業界自体が合わないんだ」って分かったから無駄じゃないって信じてます。


ちなみに現在は、デザイン系の知識をつけたくて資格勉強に励んでいます。

今勉強していることも、目指しているキャリアも、正解かは分かりません。
でも今は、これがしたい!今は、これが正解だと思う!
それでいいかな。

頑張れ自分、就活生たち。

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