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稲盛和夫の『生き方』②

コロナ自粛中の読書感想文です。
稲盛和夫さんの『生き方』で第1章の『求めたものだけが手に入る』にフォーカスして書いていきます。
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よく「願えば叶う」ということを小さい頃から聞いてきたと思います。「お金持ちになりたい」など昔は言っていたのに、気づいたらそんなことも忘れて、ただ毎日を生きてるだけなんてことも多いと思います。その考えの裏に、「世の中思うようにならない」、つまり“思う通りに人生ならないから”と考えているからそのようになるのだと稲盛さんは指摘します。
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心の持ち方で、求めているものがそのまま現実になっているのが、この現実だと言っています。
具対的に叶える実践方法として、稲盛さんは「凄まじく強く願い続けることで叶う」と述べています。
この“凄まじく”というのがどんなものか具体的に説明すると、3つのことが必要になります。
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まず不可能を可能にする、という狂気じみた思いがいります。「絶対になってやるんだ」、という強い思いが必要です。
そして自分の叶えたいことを、細かいとこまで鮮明に考えます。例えば、「お金持ちになりたい」であれば、お金持ちになって、毎日の食事は◯◯で、身につけている服や時計は◯◯でなど、どういう生活を送っているかをそれが今現実で起きているように考えろ、としています。
最後にどうやったらなれるのか戦略をひたすら練り続け、挑戦し続ける、としています。
この思い、考え、練る、このシミレーションをひたすら繰り返して、これ以上ないほど追求し続ければ、叶うと言っています。
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この3つの中で、最も大切なのが“思う”というチカラだとしています。理由は最初に書いたように、自分の思ったものが手に入るからです。最初の“思う”ことがなにもなければ、このなりたいものになれないからです。だからこそ“思う”ということが大事になってきます。
そしてその思いの願望の大きさや高さ、深さ、熱さによって結果が変わってきます。
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〇〇になる、と思ったことが原動力となり、自分のなりたい自分像に近づくために考え行動し、それを繰り返して、やり続けていくからこそ叶っていくのです。そしてこのやり続けるという行為が、結果的に全てを可能にしていきます。その繰り返し続けた努力が、平凡な自分を非凡、つまりは特別な自分にするのだと言っています。
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最後に稲盛さんが考える“可能性”についての見解が素晴らしかったので、ここに書いて終わろうと思います。
「可能性とは未来の能力であるそして自分の可能性を信じてやり続ければ全てが可能になる。だからこそ人間の能力は無限大である。」
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結局世の中は、シンプルに思い、やり続けた人が栄光を手にするのだと思いました。

これから頑張って社会に立ち向かうためのチカラとします💪みなさん応援お願いします🙇‍♂️🙇‍♂️