多くの雇用を生み出している外資系企業トップ100
これまで2021年上海市外商投資企業の売上高、納税、輸出入のランキング及び日系企業はどこがランク入りしているかについて紹介してきましたが、今回は雇用創出ランキングを見ていきます。売上も大事、納税も大事、そして雇用を生み出すこともとても大事ですよね。
1位と2位は前回の輸出入額のランキングで紹介した会社ですが、改めて紹介しますと1位はなじみがないかもしれませんが、広達集団という世界トップ500に入る電子機器の受託製造サービス(EMS)の台湾大手です。そして2位がこれも台湾系企業でASUSの関連会社になります。さて、日系企業を見ていきましょう。もし漏らしていたらごめんなさい。
3位:ファーストリテーリング
26位:資生堂
31位:ゼンショー
34位:ミネベアミツミ
35位:サイゼリヤ
47位:無印良品
73位:リンナイ
74位:東芝エレベータ―
80位:ダイキン
83位:リコー
92位:YKK
93位:日東電工
99位:富士フィルム
これまでに紹介したランキングではメーカー系が多かったのですが、今回の雇用創出で目立つのは外食産業のゼンショーとサイゼリヤがランク入りしていることだと思います。特に4・5月の上海ロックダウンの影響をダイレクトに受けた業種かと思いますが、雇用という意味でも大きな影響があったのではないかと思います。相変わらずあちらこちらで72時間以内のPCR検査陰性証明を要求される環境ではありますが、雇用が復活してきていればいいですね。
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