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LEAN UX とは

おはようございます。

本日は題名にもある通り、「LEAN UX」という新しい考え方について書籍で学んだのでアウトプットしようと思います。

読んだ書籍はこちらです。
『LEAN UX』

LEAN UXの3つの基盤

LEAN UXには、基盤となる3つの概念があります。ここを押さえるだけで、LEAN UXについての概要はなんとなく把握できるのではと思ったのでまとめます。

①デザイン思考

1つ目は、デザイン思考です。

デザイン思考はIDEO社のCEO兼プレジデントのティム・ブラウンが提唱したプロセスとして有名ですね。

デザイン思考とは、共感・定義・概念化・試作・テストの5つのプロセスからなる思考プロセスになります。

この思考プロセスのポイントとしては、問題解決に向けてユーザーへの共感を最も重要視した上で、導出したソリューションに対してユーザーに評価してもらうことで満足度を証明するところまで行うことであり、ユーザーに常に寄り添いながら問題解決をすることで、より需要のあるソリューションを導くことができます。

②アジャイルソフトウェア開発

2つ目は、アジャイルソフトウェア開発です。

アジャイル開発とは従来型と言われるウォーターフォール開発と対になる開発プロセスとして近年注目され、さまざまな企業のものづくりプロセスで導入されています。

アジャイル開発も、優先度の高い機能から短期のイテレーションを繰り返し、ユーザーのフィードバックを反映しながらソフトウェアを強化していくことができるということで、UXデザインと親和性が高い開発プロセスと言えるでしょう。

③リーンスタートアップ手法

3つ目は、リーンスタートアップ手法です。

浅学ですが、私は本書を読むまでリーンスタートップについて詳しく理解していませんでした。

しかし、「MVP」というキーワードが出てきた時に、あーあれか。となりましたね。

リーンスタートアップは、「構築・計測・学習」のフィードバックループを用いて、プロジェクトのリスクを減らし、開発と学習を迅速化します。

・・・

リーンスタートアップは、プロトタイプの迅速な開発を提唱しています。狙いは、市場における仮説の評価と顧客からのフィードバックの活用により、従来のソフトウェア・エンジニアリングの手法よりも短期間で、製品を進化させることです。リーンスタートップのプロセスは、顧客との接触頻度を増やすことで無駄を削減します。これにより、市場における不適切な仮説の評価と回避を速やかに行えるようになります。

本書でも、上記のような記載があり、ある意味アジャイル型の開発手法と根本の概念は同じだなと思いました。

まとめ

ここにアウトプットした内容については、本書の冒頭に過ぎませんが、これ以降は具体的なプロセスについて、例を交えながら詳細に説明してくれていました。

ただ、私にとっては上記の3つの基盤を押さえておけば、概念は抑えられたことになるかなと思ったため、ここまでにしようと思います。

具体的なプロセスと有効なフレームワークについては、本書内でいくつも紹介されていますので、気になる方は手にとっていただければと思います。

それでは。


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