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成果を最大にするチームワーク
おはようございます。
本日は仕事上のチームワークについて、ある書籍を参考にしながら考えてみたのでアウトプットしようと思います。
読んだ本はこちらです!
『99%の人がしていないたった1%の仕事のコツ』
著者の河野英太郎さんは、株式会社アイデミー取締役執行役員COO 株式会社Eight Arrows代表取締役 グロービス経営大学院客員准教授をされています。
経歴としては、電通・アクセンチュア・IBMと名だたる大企業を渡り歩いて、起業をされています。
広告やコンサル、SIERと複数分野の大企業で成功されてきた河野さんならではの仕事のコツが述べられていますので、大いに参考にできる書籍となっていると思います。
チーム発展のステップ「4つのH」
本書のCHAPTER7において、チームワークのコツが紹介されていました。
その中でも、自分の経験にもあてはまり、納得感が大きかった4つのHについてアウトプットします!
「4つのH」
●第1段階 Honeymoon
何をやっても楽しい。”異なること”=発見の連続
「この人はなんて素晴らしいんだ!」
●第2段階 Hosility
だんだんアラ(”異なること”の別の側面)が見えてくる
「ムカつく」
●第3段階 Humor
”異なること”を全てひっくるめて笑いに変えられる
「もう、しょうがないなあ」
●第4段階 Home
お互い歩み寄り、それが普通になり、自分のものになる
「あれをアレしといて」
この中でポイントと言われている敵対段階(第2段階)を私も職場の新しいチームで経験しておりました。
異なるバックグラウンドのメンバーが集まってできた新しいチームならば、お互いの価値観や強み、弱みがわからず、受け入れられるようになるまではイライラしてしまうことがあるでしょう。
私がした経験では、向上心が強いメンバーが集まったため、チームをリードするような同じ役割を複数のメンバーが行おうとし、お互いに領域を干渉し合うことでギスギスした雰囲気になってしまいました。
しかし、それも時間が経つと、それぞれが自分の適した役割を見つけ、さらに他メンバーの強みを理解しつつ弱みを受け入れて、弱みについて笑って話せるようになったのです。
この瞬間が、4つのHの第2段階から第3段階に移った時だったのかと、納得できました。
仕事を続けていれば、必ず何度も新しいチームに所属することになります。その時にこの第2段階はつきものだと考え、ぶつかり合って意見を交換することでいつかは第3段階が来るのだということを理解しておくだけで、大分気持ちは楽になると思いました。
任せきる勇気を持つ
こちらもチームで仕事をする上で、特にリーダーの立場の人が意識していくべきコツだと感じました。
組織が停滞する原因はいくつかありますが、リーダーがチームを細かく管理しすぎると、チームはうまく回りません。
との記載が、私の経験からもその通りだと思いました。
特になんでも完璧にこなしたいとか、自分の価値観に部下を当てはめることをしようとすると、大概この落とし穴にハマると感じています。
自分は自分、部下は部下と、部下を最大限に認めた上で、渡した仕事は干渉しすぎずに見守ってあげる、困った時だけ助け舟を出してあげるのが理想のリーダーとしての関わり方なのでしょう。
そうすることで部下も成長し、長い目で見るとチームとして達成できる仕事量と成果は上がるということになるはずです。
ある程度の意思決定権を持たせてあげることも、同じような意味を持っていると思います。
チームをリードする立場になったときは、つい口出ししたくなるものですが、これを今一度頭に入れて抑えられるようにしたいと思いました。
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