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ソフトウェア企業の買収が高額になるのはなぜ?

■これからキャリア選択や就活を考える方
■IT関連事業での起業を検討している方
■エンジニアを目指している方

「ソフトウェア企業の買収が高額になる理由」について解説します!!

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はじめまして。東工大発ITベンチャーGoMA(ゴーマ)株式会社で代表をしております「平賀良」と申します。よろしくお願いします。

今回は「ソフトウェア企業の買収が高額になる理由」について、
ご紹介させていただきます。

あなたの時間を無駄に搾取するので失礼なので、
僕の考えを1000字以内でまとめます。
毎日「短時間で学べる情報」を配信していく予定ですので、
良かったらフォロー/いいね!よろしくお願いします。

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【IT・ソフトウェア業界におけるM&A動向】

2021年下半期において、
上場企業が公表したM&Aの件数は「431件」となり、
売り手となった企業の業種を調査すると、
「IT・ソフトウェア」(86件)が最多となっております。

2021年下半期 M&A件数

通年で見たM&A件数は、4年連続で過去最高の163件を記録し、
取引金額も、2兆2400億円(2016年:1.2兆円)と、
過去最高を更新しております。

これらの要因から、
今後も「IT・ソフトウェア業界」がM&A全体をけん引し、
取引金額も更新される可能性が高いです。

今回は、なぜソフトウェア企業の買収が高額になるのか?
について解説していきたいと思います。

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【ソフトウェアではなく、人材を買っている】

実は、ソフトウェア企業の買収の多くは、
プロダクト自体に価値を感じて、
特許やソースコード等を購入しているのではなく、
その会社に所属している「人材」を買っているのだと思います。

なぜなら、
特許やソースコードだけを入手しても、
それをすぐに買収先の企業が扱うことは難しいですし、
技術だけを欲しがる理由はありません。

どちらかというと、
その技術を扱える人材が、
買収後も通常通り運用に携わり、
サービスとして提供し続けた結果、
生まれる利益や、それによって得られる顧客データに価値を感じるのです。

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場合によっては、
IT業界に精通している人材を組織単位で獲得できることによって、
社内のIT部門としての役割に期待値を寄せたり、
ITリソースをそこに集中させることが可能なのです。

つまり、極論を言えば、
ソフトウェア等のプロダクトが微妙であっても、
優秀な人材が豊富にいる企業であれば、
バリュエーションが出しやすい
ということです。

そういった、リクルーティング目的で、
ソフトウェア企業を買収するケースは珍しくないと思います。

事業における相乗効果や、単純な利益だけでなく、
IT人材が不足している現代において、
既に組織として運用されているIT人材を獲得できる点というのは、
企業にとって魅力的なポイントになってきているということです。

人材を育成する必要もなく、誰かが管理することもなく、
組織として運用できる体制が整っているのですから、
買収先企業にとっては好都合です。

もし、ソフトウェア業界で起業を目指されるのであれば、
そういった点を考慮することも重要かもしれません。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
良かったらこちらの記事も参考にしてみて下さい。

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【会社概要】
会社名:GoMA株式会社
称号:東京工業大学発ベンチャー(授与番号110号)
設立日:2019/12/9
代表取締役:平賀良
所在地:東京工業大学田町キャンパス
    東京都港区芝浦3-3-6 CIC5階
資本金:300万円
事業内容:
■LINEを使ったWebアプリケーションの開発/運用
■SES事業
■東工大起業塾「Go startup」の運営業務

https://go-ma.co.jp/

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