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木村花さん_SNS誹謗中傷問題について

木村花さんが死去した問題で
「SNS殺人」・「ネットリンチ」・「アンチ撲滅」
といった題材が各メディアで取り上げられています。

以前から問題として取り上げられている内容ではあったのですが、
今回の問題をきっかけに私たちは再度こういった「SNS誹謗中傷問題」に目を向けなければいけないと感じます。

僕の個人的見解ですが、この問題に対して考えてみたので良ければご参考下さい。

【目次】
・SNS上での誹謗中傷はなくならない...?
・今こそ心の距離感が大事なのでは?
・「好きな人」とだけいれば社会は良くなるのでは?

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SNS上での誹謗中傷はなくならない...?

今回も問題をきっかけにSNS上での
「匿名アカウントを廃止にする」だとか
「誹謗中傷行為をトラッキングする」といった
「SNSに制限を掛けるべきだ!」という意見をおっしゃる方のお気持ちは非常に理解できますが

それは現実的ではないと思います。

というのも
人間というのは元来、人間同士で傷つけ合ってきた動物であり
SNSが普及していない時期から「いじめ」や「自殺」は問題になっていました。

なのでSNSに制限を掛けていくというのは、対策方法の一つとして使えるかもしれないですが、時代と逆行する行為であり「いたちごっこ」のような気がしています。

それよりも「いじめ」や「自殺」という問題に対して
「どうすれば防げるのか?」
「どうすれば死という選択肢を取らずに緩和することができるのか?」
という根本的な解決方法を考えるべきだと思います。

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【今こそ心の距離感が大事なのでは?】

現在コロナウイルスの影響で、人との社会的距離を保つように意識されていますが、その一方で「心の距離」については近づけるべきだと考えます。

例えば
自分が悩んだときや相談したいときに直ぐに相談できる人がいる。
何でも話すことのできる人が一人でもいる。

という状況を作ることが大切だと思います。

「SNS」や「リモートワーク」といったオンライン環境が普及していくにつれて、オフラインで頼れる人との関係性を構築することが重要です。

そういった頼れる人とのつながりを意識できれば
誹謗中傷という追い込まれた場面でも、心の距離感を意識することができます。
それによって最悪のケースを回避できる可能性は高くなるのでは?と感じます。

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「好きな人」とだけいれば社会は良くなるのでは?

人は「幸せになるため」の条件があります。

1. まず自分に自信を持つこと。自分を信頼すること。
「自分との心の距離感を近づける」ということです。
2. 家族との心の距離間を近づけること。
これは統計を取っていないですが、家族との関係が上手くいっていない人は「幸せになりにくい」傾向にあるようです。
3. 友人や恋人等「自分を好きでいてくれる人」を好きになること。
一緒にいて楽しい人、自分を幸せにしてくれる人との心の距離感を近づけるということです。

良く日本社会では
「クラスの全員と仲良くしましょう」
「会社は組織なんだから、結束力が大事」
のような
「自分の好きじゃない人とも関わり、仲良くなろうと努力することが美徳」といった感覚がありますが、それは間違っていると思います。

自分の好きな人とだけ関係性を保って、嫌いな人、合わない人とはどんどん離れていくべきです。
なぜなら自分自身の状態が悪くなるからです。

そういった関係性の取捨選択を行い、自分の状態をよく保てる環境にのみ身を置くことによって今回のような問題も起きにくくなり、社会も良くなるのでは?と感じます。

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誹謗中傷はすぐに解決できる問題でもなく、一人一人が意識していく必要性があります。

木村花さんがどうしてこのような事になってしまったのか。

真相は分からないので、ただただ悲しいばかりですが、このような事が二度と起こらないために、どうしていけばいいのか自分なりに書いてみました。

ご冥福をお祈りいたします。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

起業したい若者の挑戦のために使わせていただきます! よろしくお願いします。