完璧なルーティンを作り上げて気付いたゆとりの大切さ
皆さん、毎日やるルーティンは決めていますか?
そのルーティンは、1日に使える自分の時間内に、綺麗に収まっていますか?
私は、最近やりたいルーティンが増えてきたので全体的に見直して
「これで完璧!綺麗に収まったー!」
と達成感に浸っていました。
そして、さっそく実施。
その結果。
初日から失敗!
なぜ?!
理由は「完璧に綺麗に決めたから」です。
🔷私のルーティンの組み立て方
私のルーティンの組み立て方は、以下の通りです。
①やりたいルーティンを全部書き出す
②どの時間帯にやるか割り振る
③やる順番を決める
④ルーティンにかかる時間を計算する
⑤確保できる時間内に収まるように調整する
ざっくりこんな感じです。
1つずつ見ていくと、
①やりたいルーティンを全部書き出す
書き出し漏れがあっても良いから、とりあえず大体書いてみる。
今やっているルーティンも、これからやりたいルーティンも、全部を並べる。
②どの時間帯にやるか割り振る
主に自分時間を「朝、通勤(行き)、通勤(帰り)、夜」の4つに分類して、そのうちのどこでやるかなんとなく振り分ける。
やれるやれないは別として、とりあえず仮置きしてみる。
③やる順番を決める
仮置きしたものを、やりやすい順番に並べていく。
順番を決めつつ、「この時間帯じゃない」と思ったものは変えつつ…。
④ルーティンにかかる時間を計算する
ルーティン1つずつにかかる時間を設定していく。
新しく始めるタスクは、だいたいの予想時間か、自分が「これくらいやりたい!」という希望時間(読書や勉強等)を暫定で決める。
⑤確保できる時間内に収まるように調整する
④までの作業をして、自分時間内に収まらないところを1つずつ調整していく。
…だいたいこんな流れになります。
🔷綺麗に収まる=余力ゼロ
そして、このような流れで見直した結果。
自分が確保できる時間に、綺麗に収まるルーティンが決まりました!
なのに!
初日から挫折。
そう、綺麗に収まりすぎて、余白が無かったのです。
電車のダイヤ並みに綺麗に組み上げてしまったため、ちょっとした飛び込み作業が発生しただけで、一気に遅延発生!
仮に、どうにか予定していたルーティンをこなしても、充実感より疲労感…。
やること自体よりも、終わらせたという実績作りを頑張ってしまっていることに気付きました。
🔷思い通りにいかないことを前提に
ルーティン1つずつにかかる時間は、少しゆとりを持たせていたのですが、そもそもルーティンとルーティンの間にゆとり無し!
だから、朝のルーティンをこなしつつ「この後は洗濯物畳んで、それから…」と流れを確認している時に、子供達から「今日、学校に箱持って行かないとだめなんだけどー」と言われた瞬間、強制終了。
洗濯物を畳む前に、家の中にあるであろう、良い感じのサイズの箱探しがスタートするわけです。
そして、家中を大捜索し、どうにか箱を手に入れ、慌てて子供達を送り出し…
我に返ると、そこには終わっていないルーティンが多数転がっています。
まぁ…そりゃ終わらないですよね。
毎朝箱探しするわけではありませんが、やれマスクの在庫が無いだの、今日は学童行かずに帰りたいだの、毎朝何かしら起きるわけです、想定外のことが。
私の完璧なルーティンには、この想定外が全く考慮されていなかったので、突発的に発生するタスクがあると、途端にガラガラと崩れ落ちてしまったのです。
脆い…脆すぎる!
完璧だと思ったルーティンは、ジェンガ並みに危険でした。
窮屈なルーティンは、やることにばかり意識がいってしまい、本来の目的を忘れがち。
今回、色々な気付きがあったので、改めて「毎日にゆとりを!」を意識して、ルーティンを見直したいと思います。
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