どの本を読んだか答えられる？読んだ本を答えたくない理由

皆さん、本は読んでいますか？
今読んでいる本ありますか？
「何ていう本読んでいるの？」と聞かれて、素直に答えられますか？

私は、毎日少しでも読書をするようにしています。
理由は色々ありますが、結局は「新しいことを知るのが楽しいから」です。
最近は、Kindle UnlimitedやAudibleを活用しているため、複数の本を並行して読んだり聞いたりしています。

今日は、通勤時にAudibleで新しい本を聞き始めたところです。

さて、それでは。
「それ、何読んでいるの？（聞いているの？）」
と聞かれた時。
あなたは答えられますか？

私は…できればどんな本を読んでいるか答えたくありません。
何故なら、恥ずかしいから。　

🔷読書をする時の体勢

私は、昔からあまりどの本を読んでいるか周りに知られたくないと思っていました。
電車の中では、必ずブックカバーを付けて、周りの人達に見られても大丈夫なように隠していました。

そう、私にとってブックカバーとは本を守るものではなく、タイトルを隠すためのもの。
だから、汚したくないとかそういう観点ではなく、知られなくないという思いで、どんな本にでもカバーを付けています。
資格のための勉強本にも付けます。

Kindle UnlimitedやAudibleだと、スマホで読んだり聞いたりできるので、周りに知られずひっそりと読書を楽しめます。

🔷何故知られたくないのか？

何故そこまで徹底して本のタイトルを隠したいのか？
よく考えてみました。

やはり、「どの本を読んでいるのかを知られるのが恥ずかしい」。
という気持ちからです。
では、何故知られるのが恥ずかしいのか？

別に変なものは読んでませんよ？
でも、“変かどうか”は誰が決めるのか？
本を読んでいる私自身は、その本を読みたいと思って読んでいます。
でも、本のタイトルを見ただけの人は「えー、そんな本読むんだー」と思うかもしれない。
そう思ってしまい、恥ずかしくなるのだと思います。

似たもので、映画があります。
普段は、どんな映画を見たか聞かれても何とも思わず答えられます。
が。以前、かなりマイナーなちょっと重い作品を見に行った時は違いました。

どうしても気になって、映画館に一人で見に行くことにしたのですが……言えない！
知り合いにはどの作品見たか答えたくない！

つまり、「こんなもの読むんですね（見るんですね）」と思われるのが恥ずかしい。
という妄想による他人軸での評価のせいで、隠したくて堪らなくなっていたのです。

だから、「私、○○という本読んだんだけど、あなたは読んだ？」と聞かれた時は、喜んで答えます。
相手もその本を読んでいる＝読んでいると答えても安心だからです。

🔷答えられなくてもいいじゃない

とんでもなく他人軸（しかも妄想の）に振り回されているなぁと、改めて感じました。

別に、私がどんな本を読んでいようとも、気にする人は誰もいない。自意識過剰。
そう思いつつも、意識を変えるのはなかなか難しいです。

いきなり知り合いはハードルが高いので、まずはSNSでゆるく書くところから始めたいと思います。