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体を整えるウォーキング 骨密度編

現在、日本生活習慣予防協会の統計で
骨粗鬆症の国内の患者数は、
女性が980万人、男性が300万人とされています。

多くの方が骨粗鬆症の薬を飲んでますが、
何年たっても骨密度が上がりませんね。
何でなのでしょうか。

骨粗鬆症の原因って

骨粗鬆症の薬による治療では3~5年で終了する
と言われています。
しかし実際は殆どの方が改善されないままです。

一般的に骨の骨密度が下がる原因に、
女性では閉経後のホルモンのバランスが
崩れるから、とか。
カルシウム含む食品を摂っていない、とか。
内科的な疾患があるから、とか。
様々なことが言われています。

でも何かしっくりしない感じですよね。
閉経しても、食事に無頓着な方でも、
内科的な疾患がある方でも
大丈夫な人は大丈夫です。

骨ができるメカニズム

体の中でカルシウムが骨化するには、
公益財団法人 骨粗鬆症財団で

運動で骨に力がかかると、骨に弱いマイナスの電気が発生し、カルシウムを呼び寄せるからです。

と書かれています。
まさにこの通りです。
これを物理現象では、圧電効果とかピエゾ効果と
いいます。

物に力や圧力を加えると電流が流れる
現象のことです。

圧力を加えると原子の配列が歪むため、
結晶内のイオンのバランスが崩れ、
プラスのイオンが偏る方向はプラス、
陰イオンが偏る方向は
マイナスの電位をもつため、
結晶全体が電圧を持つようになるのです。

ガスコンロやライターでカチッとする光るのが
そうです。

圧力がかかったところなので骨だけではなく
年配者の指の変形や時に肩関節などに
石灰沈着として現れます。

話が少しずれましたが、
骨を強くするには骨に圧力を
かければいいのです。
圧力をかけるのは腕や脚を
べつに押すわけではなく、
歩くことで踵から受ける衝撃が身体全体に
振動として伝わり、
結果的に骨の表面に圧力がかかるのです。

そして陰イオンが偏る方向になった骨は、
血中のカルシウムイオン(Ca2+)を引き寄せ
骨化します。

骨密度を上げるには歩行に勝るものなし

公益財団法人 骨粗鬆症財団では
運動と書かれていますが、
体を整えるウォ―キング プロローグで、
人の身体の作りは全て歩行用にできていると
書いているように、運動ではなく歩行するこ
と考えています。

そして紫外線に当たると皮膚でカルシウムの
吸収を助けるためのビタミンDが生成されます。

天気の良い日にウォ―キングをすることで
骨は強くなります。











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