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みんなの"やりたい!"が集まった!NARU MARKET&NARUフェスをレポートします

+NARU NIHONBASHI(以下NARU)は2023年7月にオープンした好奇心で動きだす、日本橋のオープンスペース。集って語って活動するための、寄り合い所のような場所です。オープンから半年で開催されたイベントは130を超え、1800名を超える方がメンバー登録をしてくださっています。このNARUでの企画・運営を株式会社Goldilocksが行なっています。

開業から半年、それぞれきっかけは違えど、NARUという場が好き!という人が少しずつ増えてきて、自分も何かここでやってみたい!という声もよく聞こえてくるように。

近い未来のNARUでは、コミュマネたちが企画したイベントに参加するだけでなく自分の好奇心を起点に自らイベントを企画をする人たちが増えているはず。でも、「やりたいことをやってみる」って決して簡単ではないと思います。この未来へと加速させるために、NARUで企画を学び、実践までを「ためしにやってみる」機会をつくろう。
そんな意図で企画されたのがこちらのNARU MARKETです。

NARU MARKET
1日だけの架空の商店街とビールをつくろう

1/21(日)、NARU NIHONBASHIに1日だけの架空の商店街をつくります
自分たちオリジナルのクラフトビールを仕込んだり、 日本橋の老舗・名店とコラボして、つくったビールにあわせた屋台を出したり、 この”商店街”がたのしくなるような、好きなこと・気になることを実現させたり…
NARU MARKETはそんな「やってみたい」を形にするワークショップ型プログラム。企画と準備に3ヶ月。1日のお祭りをいっしょにつくってみませんか?(中略)
この商店街はフィクションです。 普段ひとりじゃできないことも、好奇心を手掛かりに、「やってみたい」をやってみよう。

3ヶ月かけてオリジナルビールづくりからイベント当日の企画設計まで集まった仲間と作り上げていくプログラムです。

・10/26(木)【Day1】オリエンテーション 〜 企画のヒント
・11/9 (木)【Day2】ビールづくりレクチャー&試飲
・11/22 (水)【Day3】ビールの企画 / やってみたいアイデア出し
・12/7 (木)【Day4】醸造家にビール発注 / アイデアを企画に育てる
・12/21 (木)【Day5】チームにわかれて日本橋の老舗・名店とコラボ企画
・1/11 (木)【Day6】試食 / すべてのコンテンツを統合して場の設計
・1/18 (木)【Day7】試飲 / 最終準備
・1/20 (土)【前日準備】
・1/21 (日)【NARU FES 本番!】
・2/1 (木)【Afterhours】3ヶ月の振り返り 〜 もっと企画を育てるには?

10月上旬に募集をかけたところ、30名の枠は早々に満員に!
応募理由を聞いてみると…

・仕事や家以外で人のつながりを作りたい
・日本橋の銘店に興味がある
・ビールづくりを一度やってみたかった!
・単発ではなく、時間をかけて物を作る体験をしたい
・いろんな年代の人と話したい

などの方が多かったです。


プログラム開始

そうしていよいよ10月26日からプログラムがスタート。
今回のプログラムは「ためしにやってみる」をテーマとして、企画を3軸で進めることに。

1、オリジナルのクラフトビールづくり
2、日本橋のお店とコラボしたおつまみづくり
3、好奇心を起点に自由なにぎわいづくり

1、オリジナルのクラフトビールづくり

方南ローカルグッドブリュワーズさんの協力のもと30人のビール企画から一次予選でTOP3に絞り、醸造家さんへの公開プレゼンをして決選投票を行いました。そして、選ばれたアイデアをさらに全員でブラッシュアップ。

投票で選ばれたTOP3のアイデア
実際に仕込みも行ってきました
実際につくられた日本橋七福神エール

2、日本橋のお店とコラボおつまみ作り

日本橋が地元の6パートナーさんと一緒に自分たちの作った日本橋七福神ビールに合わせたおつまみ作りを行いました。

まずは、企業のご担当者の方と一緒にメニュー開発を進めたり、お店側からいただいたお題を考える機会をいただきました。その後は材料を持ち寄って試作をしたり、アイデアをもとにお店側に試作いただいたものにフィードバックしたりと日常では経験できない日本橋のプレーヤーとのコラボがぐんぐん進みます。
そうやってNARUフェスでの提供おつまみは決められていきました。

3、好奇心を起点に自由ににぎわいづくり

それぞれの”やってみたい”の種をみんなの前に出して仲間からフィードバックをもらってブラッシュアップします。
そうして、7つの企画が実現することに…!


そうして、ビールやおつまみ、当日の開催企画が決まり、いよいよイベント運営の準備です。当日の運営や集客についても30名の参加者自らが主催者として能動的に考え動きます
当日シフトの設計や会場レイアウト&装飾、友だちを呼んだり、インフルエンサーを召喚したり、ビアパブを巡ってチラシ置きをしたり。
NARUのコミュニティマネージャーも一心同体となってサポートしました。
とにかくみんな自分で考えて動いたからこそ成功させたい!と全力で取り組んでいました…!


イベント本番

前日からメンバーは現地入りし準備を進めました。

そしてイベント当日。
ビールの準備もバッチリ!

ビールを飲んだお客さんの感想は
「いろんな味がカラフルに広がるけど、まとまっていてとても飲みやすい!」と好評でした!

日本橋のにんべんさんや山本海苔さんなど、企業コラボの商品も並びました。

イベントは開始とともに入り口に来場者の行列ができ、ピークタイムにはこの大盛況っぷり。
参加メンバーが積極的に友人知人を招き、数えてみれば150名もの方が来場してくださいました。ビールもこの日だけでなんと248本も販売でき、上出来です!

みんなのやりたい!から生まれた企画
・新春!福引おみくじ
・みんなのビール掲示板
・ふらっとタロット
・インドにあるチャイ屋台のおじさんみたいにチャイを淹れたいチャイ好きのための会
・初めてでも楽しく日本代表を目指すモルックの会
・味変ビール 〜日本橋七福神エールの因数分解〜
・利きビール 〜君はスーパードライも判らないのか〜

そして、会場では今回のプロジェクト、NARU MARKETのこれまでの軌跡の展示も行いました。ビールのワークショップで提案したときのみんなのアイデアやいつのプログラムで何をしたかのレポート、そして参加メンバーの紹介写真など。
NARU FESで提供されているコラボアイテムや企画がどういう経緯でできあがったのかがわかるようにしました。

参加者の感想

イベントも無事に終了し、振り返りの時間にそれぞれの感じたことを出し合いました。一部をご紹介します。

  • メンバーから自分にないアイデアがポンポン出てきて、とても感動した!

  • 日本橋の老舗企業と一緒に作業して街と関係を持てたのがよかった。

  • 年齢もバックグラウンドも違う人たちばかりで、普段の職場の人たちとは全然違う刺激をもらえてよかった。

  • 悩んで申し込んで良かった。やってみたいと思ったことはやった方がいいと思えた。

  • ファシリテーションのやり方にも興味があったけど、それも学べた。

  • 大人が挑戦しているのを見せにくい時代・社会なのでは?と思っていたけど、実際にやっている人がいることを見て、自分も見せていこうと思った。

  • 3ヶ月でこれだけの人と仲良くなれるってのはあまりない機会。

  • 最後の追い込みの時に大人の火事場のクソ力を感じました。笑

  • 就活中ですが、進路を考えるヒントがたくさんありました。

  • この年になって文化祭を体験できてよかった!

それぞれに大きな気づきや刺激がたくさんあったようです。

NARU MARKETのプロジェクトファシリテーターの榎本善晃さんから、「イベントを自分たちでやってみて、既に次にやりたいってことがある人いますか?」の声かけには10名近くがすぐに挙手。
「このイベントを今回やって終わり。ではなく、NARUは何か一歩踏み出したい人を応援し続けられる存在でありたいと思っています。」ということで、さっそく2週間後にその人たちが何をしたいのかの話を聴く会がセットされました。

これからがまた楽しみです。
NARU FESに来てくださったみなさま、ご協力くださったみなさま、本当にありがとうございました。また今後もどうぞよろしくお願いします!


NARUを運営する株式会社Goldilocksではコミュニティが活性化する施設運営のサポートをしています。人と人がもっと生き生きとつながる場所を創造したい方はぜひご連絡ください。紹介資料をお送りいたします。
ぜひ、お待ちしております。

mail: info@goldilocks.social

https://goldilocks.social/


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