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45歳からのキャリア戦略㊷~なぜに転職?自分の存在価値、介在価値~

こんにちは。へびそるです。
今後のキャリアに絶賛葛藤中の40代です。
今日は「45歳からのキャリア戦略㊷~なぜに転職?自分の存在価値、介在価値」と称して綴ります。
画像の出典:John HainさんによるPixabayからの画像

こちら私の自己紹介です。お時間許す方は覗いていってくださるとうれしいです!

いま45歳の私。
前回は転職をなぜするのかを自問自答し、4つの答えを導きました。
1、現職をやり切った。飽きた
2、現職が成熟期。停滞期。閉塞感
3、チャレンジしたい欲求
4、将来のキャリア設計

その後5つ目が湧き出てきましたので、それを綴りたいと思います。

5、社会を変えるような仕事をしたい欲求
現職はよい会社だと思いますし、そこまで大きな不満があるわけではありません。私はエンジニアという職業の人たちを本当にリスペクトしており、彼らのためにより良い環境を整えることにやりがいをもってやっています。
しかし現職は徐々に内向きの志向になってきていると感じています。
内向きというのがいいのかいい言葉が思い浮かばないのですが、自分たちと自分たちの直接かかわるエンジニア、顧客さえよければそれでよい、という体質になっている気がします。広く業界を変えていくとか、業界をリードするような気概はそこには感じられません。
これだけエンジニアが世の中に必要とされている時代になっているのにもかかわらず、社会を変えていくような手触りや実感を得られない現状。
大それたことをいうようですが、エンジニアにまつわる社会を変えるような仕事をしてみたい。
少なくとも、社会に少しでもインパクトを与えられるような仕事をしてみたい。ミドル世代になってそう強く実感しています。

こう書いてみると3と繋がるものですね。

ではいったい自分に何ができるのかを書き出してみます。自分の存在価値、介在価値というものです。

自分の存在価値、介在価値(何ができるのか)

1、経営の考えを現場に落とし込む
咀嚼力。説明力。具体化と抽象化といったスキル。
大企業の部署長として経営と現場を繋ぐ役割を果たしてきた。経営の方針や戦略が抽象的なことが多いので、自分の部署に落とし込んで具体化することや、大事にしている考えをメンバーに浸透させることをしている。
それは会議で一方通行で伝えるだけでなく、日頃の営業活動で起きる報告連絡相談のなかでも、経営の方向性とズレが生じている場合は指摘する。
現場のなかでも営業メンバーだけでなく、エンジニアというビジネス職から若干離れたポジションの専門職も自分の部署メンバーとなるため、彼らに彼らにとって理解しやすい言語で説明する必要がある。

その価値でどのように成果をあげたか?
経営方針や戦略を現場に落とし込むうえで部署の方針戦略を立案するが、以下のように成果をあげてきた。
①何のためにコレをやるのか?をメンバーに落とし込むことを重視。目的を腹落ちさせないと間違った方向に走ってしまうため。
②いくつも並列で並べるのではなく、重点取り組みを1つか2つに絞って、他は捨てる。メンバーのリソース節約とモチベーション向上に寄与するため。

2、営業現場を動かすための仕組み化
いわゆる仕組み化のスキル。
大企業なのである程度定められた仕組みは存在するが、営業で成果をあげるための仕組みづくりは現場に一任されているため、試行錯誤しながらやってきた。
・顧客ターゲット先の選定、優先順位付け
・営業担当エリアの分担
・営業目標の設定
・営業担当ごとの重点取り組み項目
・営業報告のルール

3、現場で起こる様々な事象の最終判断
判断力。ロジカルシンキング、ロジカルライティングといったスキル。
現場では日々いろいろな事象が発生します。お客様への提案をA案でいくかB案でいくか。契約交渉でもう少し粘るかクローズしにいくか。新たなプロジェクトのリーダーを誰にするか。などなど。
現場の最終判断を下すうえでは、①説明責任が果たせるか=その説明にはロジックがあるか、②経営方針や大事にしている考えに沿うかどうかを軸にしています。

こうして書き出してみると、管理職の役割というのは企業の中でも重要ですよね。ますますこの役割を極めていきたいと思うようになりました。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
45歳のキャリア戦略、まだまだ続きます。

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