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第百景

ついにここまできましたね。

百といっても特別なことを書けるのかどうかは分かりません。
いつもと同じ感じで進むと思います。

これまでの話、ちょこちょこ出てきてたと思いますが、僕は一回結婚して、そして離婚しました。

理由は言えませんが、完全に僕が悪いです。後ろめたいことも沢山しました。生きている心地がしませんでした。ずっと好きだった元ツレを裏切る形になってしまった時は、一回死にました。本当に文字通り、それまでの自分は死んだのだと思いました。それと同時に生き返ったとも思いました。生き返ったというよりも生まれ変わったというのが正しいのかもしれません。水面に口を出してパクパクやってる魚がいきなり陸へ飛び出して、足が生えてきて人間として歩き出しました。そして鏡の中の自分を見て無理矢理笑わなくてよくなりました。元ツレにつけてしまった傷跡やそれによって受けた代償の上に立ってるにも関わらず、生きている喜びを感じました。やっと解放されたのだと。元ツレは何も悪くありません。偽りの皮を被って、表面上の姿でしか生きて来なかった自分が悪いのです。自分としては一回リセットされたと感じました。側からみれば身勝手な理屈です。

でもそれを経験しなければ、今の自分はいなかったことも事実です。あの状態が今でも続いていたと思うと、ゾッとします。あの時、全てを見つけてくれて良かったと思います。

どうやっても時は戻りませんし、進んできた道は一本しかありませんし、これから進む道も一本しか無いのです。時には思い出して、涙が出ることもあります。どこに向かっているのか、明確なゴールはありません。もし目標を定めていたとしても、100%思い通りになるとも限りません。ゴールなど決めなくてもいいのかもしれません。

明日が来るのは嫌だけど、また今日として明日を生きられることを幸せに思える日が来ればいいと思います。知らないうちに進んでいきます。なんだか知らないうちに歳をとっています。後悔なく生きることははっきり言って無理です。生きている限り、後悔はつきものです。先に進んでみないと後悔というものは分かりません。綺麗事は言えません。今まで生きてきて、実感したことがこれらのことです。

だけど、少しくらい夢や希望を持って生きられることも事実です。気持ち次第でどうにでもなります。それがまやかしだとしても、自分が思ってる限り、それは夢や希望になります。

僕の話も生きている限り、続いていくと思います。それをまたこのような形で書くかどうかは分かりませんが、また書くと思います。

とりあえず100日継続出来て肩の荷がおりました。

少しでも僕の文に触れてくださった方々に感謝を申し上げます。
本当にありがとうございました。

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