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介護施設の従業員検温フローをIT化した

2021年5月にオープンした訪問介護事業所「ゴールデンケア稲毛」の管理者、株式会社ゴールデンフィールズ代表取締役の金野と申します。

事業を始める前に行った調査やヒアリングから、介護業界が他業界に比べ、圧倒的にアナログである事を実感しました。

そこで今までの経験を活かし、どの事業所よりもITを浸透させ、「従業員が介護ケアにより集中出来る環境を作ること」

それがゴールデンケアの強みに繋がると考え、おそらくどこの介護事業所でも行っている従業員の検温フローをITの力を使って効率化してみました。

検温シート

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介護施設の出入口によくみられる光景

介護事業所では感染予防の観点から、出勤した従業員の体温を測り、記録を取って保存しています。

検温フロー
出勤(事業所)→検温→記録→保存

課題
・出勤してから熱があると発覚する可能性がある
・ケア先に直行で向かう場合、事務所に出勤しないため検温シートに記入が出来ない
・検温を忘れる場合がある

ゴール(目指す姿)
・出勤前に忘れずに検温する事ができる
・どこにいても気軽に入力できる
・日付、従業員毎に分かりやすい検温シートである

使用ツール

スプレットシート

slackとは?

ビジネス用チャットツールで、ゴールデンケアでは申し送りや従業員同士のコミュニケーションをする為に使用しています。
(※こちら活用法については後日ご紹介します)

Googleスプレットシートとは?

Excelの様な表計算ソフト、オンライン上で共同編集ができるサービスです。

解決方法

毎朝8時にslackの「検温チャンネル」に検温を促すメッセージが投稿されます。
従業員は案内に沿って、slack上で「検温日、体温」を記入します。
「検温日、体温」はslack上に投稿され、自動でスプレットシートに作成者と共に記録されます。
スプレットシート上で日付順、作成者順に簡単に並び替えが出来るので管理も簡単にできます。


以上が、ゴールデンケアが行なっている、出勤日の検温フローになります。

従業員は毎朝8時に届くメッセージに従い、スマホ上で簡単なアンケートに答えるだけで検温が完了します。このフローに変更してからというもの、出勤前に自宅からスマホで簡単に入力できることから、従業員の体温の測り忘れや記入漏れがほとんどなくなりました。

ゴールデンケアでは従業員一人一人がケアに集中できる環境を作る為、日本一IT化が進んだ介護事業所を目指しています。

今後、ゴールデンケアで利用している他のITツールなどもご紹介していきたいと思っています。

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