ブラックボックス化した介護職の賞与の決め方を公開します！
みなさんこんにちは！
突然ですが今働いている会社では賞与査定の基準（何をしたらどの位支給されるのか）は公開されていますか？
また、それは入社前から分かっていたでしょうか？
今回は、賞与の基準について自社の取り組みをご紹介いたします。
介護職の賞与や年収はなぜブラックボックスなのか？
現在働いている会社では、賞与査定の基準（何をしたらどのくらい支給されるのか）が公開されていますか？ また、それは入社前から分かっていたでしょうか？
介護職の求人を見ると、「賞与あり」としか書かれていなかったり、「賞与3ヶ月分」と書かれていても、基本給が非常に低かったり、年間合計だったりすることがあります。月収と賞与の回数しか書かれておらず、入社してみないと年収が分からない求人が多いのが実情です。
なぜ公開するのか
ゴールデンケアでは、求人に月給や賞与の回数だけではなく最低年収を記載しています。これは、年間給与がその人の生活にとって重要だからです。
また、賞与査定の公開については、「何をどのくらい頑張れば賞与が増えるのか」「何を頑張っても賞与額は変わらないのか」という点を明確に公開することによって、組織の透明性が保たれるからです。
賞与査定に対する考え方
ゴールデンケアでは、賞与（年2）回を以下のように考えています。
短期的なパフォーマンスに対する評価
売上、利益貢献に対する評価
賞与とは別にある昇格評価については、長期的なパフォーマンス、スキルや姿勢、コミュニケーションのような定性的な貢献も含めて行います。評価に対しては正しい正しくないではなく、会社として何を大切にしていて、何をすれば評価、報酬を得られるのか明確にすることが重要だと考えています。
査定基準公開
ゴールデンケアの評価は、訪問介護事業所で大きく分けて3つの役職にさらに3つ〜5つの職級に分かれています。
訪問介護スタッフ
サービス提供責任者
管理者
ここでは、訪問介護スタッフの評価についてご紹介します。
①ベース賞与
ジュニア、シニア、リード職級が分かれており、職級により割合が変わります。役職が上がるほどベース賞与が上がります。
ジュニア：117,900円（50％）
シニア：180,600円（75％）
リード：245,800円（100％）
※基本給235,800円＋役職手当（シニア5,000円、リード10,000円）
②加算
勤怠加算
訪問介護は、継続して出勤することがチームにとって非常に重要なため、無遅刻無欠席だった従業員に対して25,000円の加算が支給されます。欠勤や早退をしても、有給消化すると欠勤扱いにならないため、有給を超えて欠勤しない限り支給されます。
これは、欠勤数を減らし事業所の運営を安定させる目的で支給しています。
売上加算（20％）
ゴールデンケアでは1ヶ月70万円の売上基準が定められており、70万円を超えた金額に対して20％の加算が支給されます。今期（12〜5月）の最高売上は85万円/月、ヘルパー平均の売上は73.7万円なので、3.7万円×20％×6ヶ月=4.4万円が支給されています。売上達成加算
70万円の売上を達成した月に2,500円が加算されます。また、連続して達成すると加算額は以下のように上がります。（1ヶ月2,500円、2ヶ月目5,000円、3ヶ月7,500円、4ヶ月10,000円以降）6ヶ月間70万円を達成した場合、45,000円が支給されます。
ヘルパー平均売上が73.7万円のため、多くのスタッフがこの加算を受け取っています。
自転車加算
訪問介護では、車（バイク）で回っているスタッフと自転車で回っているスタッフがいます。車で回っているスタッフにはガソリン代として移動交通費、またコインパーキングなどの経費を支給しています。
その分、1訪問あたり100円を支給しています。月の平均訪問数が130件ほどなので、月に13,000円、賞与で78,000円ほどが支給される計算です。
①ベース賞与＋②加算総額
これがそのスタッフの賞与となります。
ゴールデンケアでは、勤続6ヶ月以上のスタッフを対象に賞与を支給しており、令和6年6月の支給実績は以下の通りです。
平均支給 賞与289,534円
終わりに
いかがでしょうか？ あなたも賞与査定が明確に公表されている会社で働きませんか？ ゴールデンケアでは、3事業所で一緒に働く仲間を募集しています。気になった方はホームページよりご連絡ください！
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