実家周辺、宅地造成ラッシュの件。

 私、現在、自分の実家に滞在中なのですが(聞き飽きたよ)首都圏から約300km離れたこの実家周辺で、現在、宅地造成ラッシュなのでございます。

 実家から南1.5km、南200m、西南30m、西20mの合計4箇所です。ざっと見で、合計200戸以上の戸建て分譲地かなと。一部は既に、上物を建築、建売分譲中です。最近の新聞折込チラシで見ましたら、該当物件、平均、三千万円台後半で分譲中です。超強気ですね。この価格は、首都圏近郊の建売分譲価格と、どっこいどっこいか、高い位との、私の認識です。

 特段、近場に人気施設、商業施設がある訳では無し、在来線駅近(一部除きます)でも無し、私、大変不思議なのです。強気の売出し価格ですね。

 また、この周辺、企業城下町(表現が昭和です)でも無し、全国唯一無二の産業がある訳でもなく、日本の地方に有りがちな人口減少地域なのです。

 しかしながら、不動産会社各位と致しましては、勝算ありと見込んで、資金を注ぎ込み、分譲したのでしょうから、ここ1〜2年程度で、どんどん上物が建てられて行くのでしょう。建売住宅だろうが、注文住宅だろうが。腕っこきの営業部員を確保して、分譲地、建売住宅を売りまくるのでしょう。

 この一連の経済行為は、我が国日本の国内有効需要を喚起する意味でも、素晴らしい事です。一地方とは申せ、国内需要の喚起を促します。 住宅ローンの契約、家電、家具の新調、引っ越し業界の活況等、地方自治体から見たら、住民税、固定資産税の増収につながります。

 しかしながら、ちょっと待てよと。新築戸建に住む家族は、30代〜40代の夫婦+2人の子供の世帯が多いと仮定して、諸経費含めた上記建売住宅価格が、4千万円と致します。

 夫婦の各々の両親から、生前贈与を受けて、1千万円調達、自己資金5百万円で、残り2千5百万円を住宅ローンを組んで、返済していくとして、35年ローンで元本のみ計算、ボーナス返済なしで、毎月約6万円の返済でいけます。繰り返しになりますが、利子は計算していません。何とか行けるのではと、通常は思います。上記のとおり、1千5百万円が、頭金として調達できれば何とか逃げ切れるのかなとは考えます。

 でも、上記のケースは案外レアケースでして、せいぜい、5百万円頭金のケースが多いのではと。昨今は、親世帯も懐事情はよろしくありません。

 夫婦共働きで何とかなるかなと思っても、人生何があるかわかりません。
そうなると、後々、いや2年〜3年で返済が厳しくなってきます。その可能性は大です。会社勤めのご主人だったら、転勤で引っ越しもありましょうし。単身赴任でしのいでも、二重生活は、お金がかかりますよね。泣く泣く、マイホームを手放す人々が増えやしないかと、私、危惧しております。

 新築戸建て住宅は、購入した瞬間から価値が下がります。よっぽどの一等地以外は。ここがアメリカと違うところなのです。

 ですので、あと、早くて2年、遅くて5年で、上記分譲地、または建売住宅、注文住宅とも、再販(いわゆる転売)物件が、数多く発生すると、私、読んでいます。

 そうしたら、上記再販住宅を安値で買い叩いて購入、現在の実家から引っ越ししようと考えています。実家は、どちらかの不動産会社に買い取りしていただきます。解体費用が有ったら、次の引越し先へお金をかけたいので。

 今回は以上でございます。今後ともよろしくお願い申し上げます。
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よろしくお願いいたします。

 


 

  

 


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