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日記:イーロン・マスクの Twitter bot 対策

↓のニュースをみて,
「イーロン・マスクが金もうけのために Twitter を有料化するぞ!」
と🐑たちがわめいている.

元ツイートをよめば明らかなように,これは人間になりすました高度な AI ボット群による Twitter の乗っ取りに対処するための,唯一の現実的な手段だ.

「bot なんてどうでもいい!
俺はタダでおおきな影響力をふるいたいんだ!
前の Twitter を返せ😡」
という向きもあろう.

しかし,Twitter はそもそもアメリカ大統領選挙の世論操作のためのツールだ.
前の Twitter というのは,大衆を左右,男女,白黒,などに分断し,対立させ,コントロールしやすくするために使用されてきた.
その主戦力こそが,人になりすましてエコーチェンバーをおこなう大量の bot だ.

これらの bot を無力化できなければ,テレビ・新聞などのレガシーメディアのように,大衆を特定の思想に洗脳するためのエコーチェンバーをおわらせることはできない.

そこで,おすすめや投票といった世論誘導につながる機能については, $7 の認証を必要とした.
これにより,bot の運用コストが激増し,モッキンバード作戦の継続は不可能となる.

また,有名人に限られていた従来の認証方法よりも,$7 で誰もが認証済みバッジをつけられるほうが,圧倒的に平等だ.
これについて,ポリコレがよろこぶ様子がないのはなぜだろう?

TwitterJP のキュレーションチームが解雇され,トレンド欄が突如として平和になったことは記憶にあたらしい.
これは,メディア関係者でない大衆からすれば,あきらかに改善だ.

それに,交友関係を楽しむことに関しては,イーロンの改革による悪影響はないはずだ.

フォローもされていない他人のタイムラインに表示されたり,投票したりすることが,Twitter をたのしむうえで必須だろうか?

そもそも,これ以上かせぐ必要もないはずのビリオネアが,メディアの総だたきにあうことを承知で,わざわざ Twitter を買収したり,その Twitter でバイデンを批判したりするのはなぜだろうか?
それに,Tesla の事業に注力していたほうが,Twitter を買収するよりもはるかに堅実に儲けられたはずだ.

これは,大統領にならなければテレビスター・不動産王として嫌われることもなかっただろう,ドナルド・トランプとおなじだ.
トランプの大統領としての年俸は $1 だったという.

かれらはなんのために,わざわざ嫌われて金にもならない道をえらんで,休む間もなく働いているのだろう?

メディアに乗せられてイーロン・マスクやドナルド・トランプを叩くのは気分がいいだろうが,かれらは我々とは比べものにならないほど聡く,先見の明がある.
我々が考えつくようなことを,かれらが考えていないと思うのはあまりに傲慢だ.

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