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日記:1時間じゃ尺がたりなすぎたポケモン音楽祭

アニメ「ポケットモンスター」の主人公:サトシが交代し,新年度から新シリーズがはじまる.
その区切りとして,アニメ ポケットモンスター音楽祭が放送された.

地上波バラエティの台本トークはくるしかったが,こどもの頃をおもいださせる名曲の数々には感動した.

『めざせポケモンマスター』にはじまって昇順にリレーしてゆくのかと思ったら,ぜんぜん次鋒で岡崎体育きたぁ.
めざポケは,世代じゃないせいか,上下型1種体癖のせいか,「あの子のスカートの中」が歌えなくて好きじゃないなんて口が裂けてもいえないよね.

岡崎体育といえば,サトシ・視聴者の卒業にあわせて,こどもによる『心のノート』の合唱がききたかった.
『ココ』も耳が心地よい曲なので,なかったのは惜しい.

『Together』には,全ダイパキッズがほぼイキかけました大興奮したことだろう.
あきよしふみえは,その後のボカロ全盛期における金切りミドルボイス歌い手の人気に,おおきな影響を与えたのではないかと,私は考えている.
「Z世代から圧倒的な人気を誇る名曲」とテロップがあったが,まず「Z世代」とかいう無意味で意味不明なレッテル貼りが,若者を見くだしていると,なぜわからないのだろう?

ダイパの代表曲があって,ルビサファの代表曲『アドバンス・アドベンチャー』『バトルフロンティア』がどちらもないのは残念だった.
『小さきもの』がルビサファ枠だったが,それなら映画主題歌メドレーを削るか,そもそも芸能人のくだらない「ポケモン見てまっせ〜^^」アピがまるごと不要だよと言いたい.

芸能人による『ポケモン言えるかな?』リレーの桁ちがいな不快指数にも驚くばかりだ.
そういう寒いノリをきらって,若者はネットに逃げてしまったのだが.

きたる超少子高齢化社会による人口爆縮で,テレビに未来などないのに,本当にテレビは変わらないんだなと哀れんだ.

『1・2・3』は,ほんとうにいい曲だ.
そらる×まふまふ という陰キャ歌い手を採用したのは英断だったと思う.

陽キャはすぐにポケモンなど卒業してしまうのだから,何も言わずにずっと応援してくれる陰キャこそが,ポケモンの生命線なのである.
そもそも,ゲーフリの英傑たちが一人のこらず陰キャおたくなのだから,ポケモンは陰キャによる陰キャのためのコンテンツといえよう.

新 OP『ドキメキダイアリー』を制作したのもボカロ P だ.

株ポケは完全にネットとの親和性を優先する方針にかじをきっている.
だのにテレビが足かせとなっているのは残念なことだ.

アニポケ新シリーズは,サトシの交代からも察せられるように,ポリコレによりガチガチにしばられた誰得アニメになると懸念される.
しかし,いまは混沌とした時代の過渡期なので,あまり気にしてもしかたがない.
ポケモンが新時代の価値観にそぐわなければ淘汰される.
ただそれだけ

それでも,小鳥のさえずりをきいて嬉しくなるように,音楽が好きなのは人間の本能だと思う.
ところが現代では,ラの音(A)が,ソルフェジオ周波数の 432 Hz から 440 Hz におきかえられてしまったことで,人体に悪影響をおよぼしているとされる.
これからはじまる風の時代には,ソルフェジオ周波数の音楽が解放されて,幸せな音であふれる世界になることを願う.


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