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日記

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自分のための日記は,続いた試しがない.
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#春

日記:タケノコぼこぼこ

春は筍が旬だ. ……ぜんぶ「シュン」と読めてややこしい. 3月の初物はあまくておいしいが,タケノコほり名人:イノブタが,さきに食べつくしてしまうので,見つけること自体がけっこう難しい. それが4月ともなれば,ぼこぼこ生えているので,すぐに見つけられるようになる. イノブタも食べ飽きるのか,初物より味が落ちるから食べないのか. あまさこそ初物にはおとるが,まだやわらかく,えぐみも少ないので,ほるなら今のうちだ. おいしいタケノコの指標は,頭の色である. 黄色いうちは,地面

日記:いろいろな桜の写真

せっかく撮ったので,ソメイヨシノが散り際のうちに共有しておこう.

日記:おはようニホントカゲ

あたたかい春の陽気にさそわれて,ニホントカゲたちが冬眠からめざめた. 冬のあいだは,右側にもう1匹が顔をのぞかせている,壁の穴のなかにいたのだろう. となりに,しっぽの青い幼体もいたが,警戒してすぐに壁の穴にはいってしまった. 敵に襲われたさい,自らしっぽを切る「自切」が発動するが,しっぽは再生する. ただし,再生尾は骨ではなく軟骨で支えられているとのこと. 成体の色はニホンカナヘビに似ている. 見分けるのは簡単で,ニホントカゲのほうが圧倒的にデブだ. 太りかたの個体差

日記:お彼岸のタケノコほり

お彼岸のおはかまいりで,親戚一同があつまった. うちはリアル サマーウォーズなので,季節ごとに親戚があつまる風習がある. さいわいコロナ禍でも冷静な人がおおかったので,その風習がとだえることもなく,久しぶりというわけではないが. ただ,初物のおいしいタケノコを食べさせたかったので,いざ竹山. 小さいのは,でかいのを掘っているときにとなりにでてきた. 1本みつけたら高確率でちかくにあるので,注意して掘ろう. 掘ってすぐにゆでるのが,えぐみを抑えておいしくいただく肝だ.

日記:ソメイヨシノほか色とりどりの花木

きょう散歩していたら,もうソメイヨシノが咲きだしていた. 開花直後はピンク色で,だんだん色がぬけて白くなってゆく. 東京でも,14 日には開花していたらしい. 例年,入学式には桜が散っている地域もおおいと思うが,今年も早そうだ. ほかの木々も,色とりどりの花をつけている. メディアは,桜ばっかりお花見シーズンとしてとりあげる. しかし,春に花がさく木は山ほどある. 読者諸賢も,いましかみられない花をさがしに,さんぽに出てみては?

日記:フキノトウ

早春,ウグイスが鳴きはじめたころに顔をだす蕗の薹. キク科の多年草であるフキの花茎のことだ. フキは,日本原産の山菜とされ,全国の山野に自生している. フキノトウが咲いたあと,おなじみのフキの葉が地下茎から伸びてくる. フキノトウと葉の茎,ともに食用とされる. フキは,地下茎でどんどん横に繁殖してゆく. 地上にでた部分をつんでも,来年また生えてくるので心配いらない. フキノトウは,つぼみ全体がいちばん外側の苞につつまれた状態で収穫するのがのぞましい. 開花したものは,か

日記:春の花々

3月になり,色とりどりの花が咲きはじめた. とりわけ梅は開花が早いが,木によってかなり差がある. 梅のつぎは桜だ. ソメイヨシノはまだ先だが,すでに葉桜になりかけている種類もある. 菜の花もすごい勢いだ. 日当たりのよい道ばたの雑草も開花しだした. そして,夏の最強フルーツ:ブルーベリー のつぼみも,いまにもはちきれんばかりだ. 鳥たちも,じつに楽しげにうたっている. 春へとむかう季節,なんともしあわせだ.

日記:ウグイスの初鳴き

2.23 今年はじめてウグイスのなきごえが聞こえた. 昨日も鳴いていたらしいが,いずれにせよ例年より遅い. 気象庁も,うぐいす初鳴の生物季節観測値を公表しているが,実際よりかなり遅めなのではないかと思う. どう観測しているやら…… ウグイスマニアのために,本日とりたての美声(ノイズ入)をうp. ……まだまだ下手っぴだが,日ごとに上手くなっていくのでご心配なく. 「ホーホケキョ ホーホケキキョ ケキョケキョケキョケキョ……」とさえずるのはオス♂で, 他の鳥に対する,な

日記:菜の花

朝に大霜がおりたかと思えば,昼は小春日和になるような季節の変わり目. すでに菜の花は咲きほこり,ミツバチもせっせと働いている. 菜の花は,アブラナ(油菜)とその花の別名だ. アブラナとその種は,ナタネ(菜種)ともいう. 手前に咲いているのは,自然に落ちた去年のこぼれ種. 一方で,奥の小さいものは,桜とそろって遅咲きするよう,あとから人為的に植えられたものだ. そういう作られた景色も綺麗だけれど, やっぱり自然に咲いた花はたくましくて,より美しくみえるものだ. 春一番が