八代目桂文楽の手ぬぐい
本名:並河益義
誕生:1892年11月3日
命日:1971年12月12日
昭和の名人と謳われた八代目桂文楽の手ぬぐいです。
黒門町の師匠と呼ばれ、端正で精緻な芸で名人と称された八代目桂文楽の手ぬぐいです。
手ぬぐいは、紺と青の二色に染められ、自身の紋である三ツ割桔梗があしらわれています。
こちらは別のデザイン。
同じく三ツ割桔梗と、斜に縞模様が描かれています。
このデザインは、弟子たちにも受け継がれています。
弟子であった桂文平(現・柳亭左楽)、柳家小満ん、九代目桂文楽は、師匠の手ぬぐいを踏襲したデザインを用いています。
師匠にちなんだデザインの手ぬぐいにするということはよくありますが、ここまで忠実に引き継いでいるのはかなり珍しいですね。
今回は八代目桂文楽の手ぬぐいを紹介しました。
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