明日で5類一年、上野アングラ、いじめ…365日目
4日)紅テントの唐十郎氏、急性硬膜下血腫で死去。84歳。アングラ演劇の元祖。合掌
ロシア・プーチン大統領就任式。日米出席せず、欧州連合(EU)各国は対応分かれる
中国・習近平氏、訪仏中。マクロン大統領やEU首脳と会談
明日でコロナ5類移行から一年
今日が5月7日。
であれば、このnoteは相当な飛ばし飛ばしで書いており
全体の始まりは
書く手を止めない~緊急事態宣言初日(2020/4/8)
からだが、改めて昨年5月8日(コロナ5類移行初日)から始めており
1331人~1207日目・コロナ後の初日(2023/5/8)
「…」はその日から数え始めた。本日の「…365日」は一見正しいようだ。
ところが、今年はうるう年で2月が29日まであったので、一年は366日、本来なら「…366日目」のはずだな。むむ、どこかで計算を間違えた。
何はともあれ、明日で「コロナ後」一年、なんと遠くまで来たものか。感慨深い。ちなみに、自分はこれまで感染していない模様(未診断の風邪引きはあったので、100%かどうかは不明)
那須町の遺体焼損事件、近親者逮捕、“黒幕”か
4月16日朝、栃木県那須町の河川敷で見つかった50代夫婦の焼損遺体の事件。これまで死体損壊容疑で逮捕された「指示役」「実行役」計4人の男(すべて20代)に加え、5月6日に夫婦の娘の内縁の夫(32)、7日にその知人で不動産業者(36)が同容疑で逮捕される。娘の内縁の夫は、死亡した夫婦が経営する会社のマネージャーも務めていた。近親者が“黒幕”なのか。
さて、遺体で発見された夫婦は東京・上野で飲食店を10数軒経営していた。事務所は、上野の九龍(クーロン)城と呼ばれるマンションにあったらしい。……などのニュースをだらだら追う中で、ネットでも目に留まって気になっていたら、本屋で平積みを発見しつい買ってしまったのが本橋信宏『上野アンダーグラウンド』(新潮文庫、990円税込)。この3月に文庫発売らしい(奥付は4月1日)。事件の直前だ。なんというタイミング。
だらだら読む。
地形の高低差、アメ横、“九龍城”、上野公園、ゲイ、不忍池、風俗、宝石とスラム街、パチンコとキムチ横丁、じゃぱゆきフィリピーナ……
と、主に「界隈」の話が続くが、最後の方は、画家の話から帝銀事件、吉展ちゃん事件「東北から集団就職で上京して最初に降りる駅」という永山則夫、とジャーナリスティックに〆る。かと思えば、実は最初から最後まで本橋の義父(永山と同郷だった)へのオマージュがこの本の根底を流れており、単なる他人事ではない、「本橋がこの本を書いた」意味も突っ込んでくる、なかなかの出来だった。
中でもそう、つい先日亡くなった唐十郎氏は、スラム街であった旧上野下谷万年町の出身だった。彼が子ども時代にどうだったかは知らないが、その土地に生まれ育った皮膚感覚が、あのどろどろ・ぎとぎと・ひりひりしたアングラ作品を生み出す背景にあったのか。と、改めて考えた。
しょせん、平均的な、ふつーの生き方しかできない人間からすると(足を突っ込んでも、風俗か不倫かギャンブル程度だろう)、「どろどろ」は、こうした他人が書いたルポルタージュをちらっと盗み見する程度、が関の山なのか。。
ただ、そんな小心者の凡人でも、脱サラ写真家を追った項で、共感した言葉があった。
「決まりきった景色はそのうち見飽きてしまう」(p349「第七章 不忍池の蓮の葉に溜まる者たち」)
そう、自分もまだ違う景色を見たい。
いじめ
前も書いたかもだが、某所で、あるいじめにあっている。
話しかけても無視、にらむ、呼び捨てかと思うと丁寧語で距離を置く、挨拶に気づかないふりをする、こちらがミスした時だけバシバシ「指導」する。“先輩”なので、立派なパワハラだ。
学校でも会社でもないので、そのグループに近寄らなければいいのだが、そこに、自分のやりたいことがある。そして、現時点で、こちらにきつくあたり、あるいは無視をしてくるのは、ひとりだ。周囲は、うっすら気づいているが、加担はしない。大人だからね。
万が一鬱病になるほど追い込まれそうなら、離れなければ。以前、元職場のパワハラで適応障害になり、人間関係離させて1年以上かけ回復したことはある。結局やる気は下がり、退職につながった。同じような、繰り返しはしたくない。
しかしなあ、たかがそのひとりのために。ちなみに、元“聖職”経験者らしい。いやはや、そこでどんなことをしてきたのか、勿論、いじめの現場に何度も遭遇しているはずだ、「対処」はどうだったのか。
「逆恨み」には気をつけよう
アングラどろどらの世界に比べれば、小さい小さい。そいつも小さい。
まー、こんなことが世の中にはたくさんあるのだ。
心身を壊しそうなら、離れる。
小さい人間でも、そのいじめがこちらに功を奏さないと思えば「生意気だ」と恨みに転嫁するやもしれず、その恨みを更に募らせれば、何をしでかしてくるかわかったものではない。世の中にはそうした、とんでもない事件がごろごろ起きている。「危うきに近寄らず」が最良の道であることは、昨今の世情を見ても自明の理。
自分が、自分の心を守るために、「そいつは小さい人間」と、心に言い聞かすこと自体は間違っていない。ただ、それが相手に伝わると、「逆恨み」になりかねない。
もう少しだけがんばってみよう。きついなら、離れる。
いじめ、がなくならない、のは、残念だが、事実だ。
皆さまのご健康を。