ペールエールとは?エールビールを代表するビアスタイル!
以前こんな記事を書いてクラフトビールの種類について話しました。
記事にもあるようにビールは「エール」と「ラガー」に大きく分ける事ができます。
エールビールにも様々な種類のエールビールがあるわけですが、今回はビアバーなどに行って最初に出会うであろう一杯として「ペールエール」について話します。
ペールとは「淡い」という意味です。
当時の良く飲まれていたビールに対して色合いが淡かったため、このように呼ばれるようになったみたいです。
色味はゴールド~銅色くらいの色合いなので、現代ではそこまで色味が薄いとは感じないと思います。小麦を使った白ビール系のほうが薄いです。
ホップの苦味はミディアム ~ ストロングくらいで苦みはありますが強すぎないという印象のビアスタイルです。
他にも特徴があります。
実はペールエールもいくつかの種類に分かれており、良く出会うものが
イングリッシュスタイル・ペールエール
アメリカンスタイル・ペールエール
です。
ペールエールはイギリスで生まれたビアスタイルです。
イングリッシュ・ペールエールは比較的苦味が強い印象です。アメリカンペールエールは柑橘感がありスッキリとしているのでそのように感じるのかも知れません。
この特徴は各国で採れる原料のホップの特徴が投影されていると思います。
数値で比較するとアルコール度数は
イングリッシュ 4.5 ~ 5.5% ABV
アメリカン 4.5 ~ 5.6% ABV
IBUは
イングリッシュ 20 ~ 40 IBU
アメリカン 30 ~ 42 IBU
となっています。
身近に手に入るイングリッシュペールエールは
常陸野ネスト ペールエール
身近に手に入るアメリカンペールエールは
ヤッホーブルーイング よなよなエール
です。
二つのペールエールを飲み比べてみるとより特徴が分かりやすいのではないでしょうか。
ぜひ試してみてください!
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