【2021読書】No.480『痛みと身体の心理学』
本日もお読みいただきありがとうございます。
昨年は、500冊の本を読みました、五木田穣(ごきたゆたか)です。
2021年480冊目の読書は、
『痛みと身体の心理学』
でした。
※なお、この投稿は、本の内容を要約する趣旨のものではございません。
あくまで個人的な感想をベースとしており、その心は、
本は自分で読んでこそ、自分の血となり肉となると考えるからです。
そこは、「知識」と「知恵」の違いであり、
「知識」を「見識」に高めるためには、
あくまで自分の知識と経験を高める必要があると考えるからです。
この記事が、何かのきっかけになれば幸いです。
読もうと思った理由
私は、元々フィットネスクラブの社員であり、
パーソナルトレーナーの、運動指導畑の人間です。
トレーナー活動は、18年に及びますが、
「体だけに目を向けていては、根本的問題解決にはならない」
という考えに至り、多角的な視点で、
心と体、人間というものを捉えるようにしています。
それで、この辺の本を再読を含め、読みまして、
ちょっと間を空けて、こちらの本も読んでみました。
読んだ感想
私の運動指導者としての専門領域は、「痛みをとる」になります。
この本は、2016年にも読んでいるのですが、
当時は、理解しきれなかった部分が多々ありましたが、
今読むと、だいぶ理解できる部分が増えていました。
プロセス指向心理学の中の
「ボディドリーム(身体夢)」と「ドリームボディ(夢身体)」という概念。
「因果論」ではなく「目的論」的な考え方であり、
アドラー心理学と同じですね。
アドラー心理学もだいぶ読み込んできまして、だいぶ理解が進みました。
症状や病には、現在の自分の生き方や家族の在り方を考える上で、
大切なヒントや意味・目的が含まれています。
身体症状は、心の状態が現れる、心の問題が原因となっていることもあるわけです。
どこか体に痛みや病気が発生した時には、自分の心と向き合うタイミングかもしれませんよ。
こんな方にオススメです!
・からだの痛みがある方
・痛みをとりたい方
・人間関係、家族関係に悩みがある方
・ピンときた方
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