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10/20-すいすい漕いでいるはずなのに

昨日は会議で自分の意見を無理に押し通そうとして、大ダメージを食らってしまった。頑なな自分が起こしてしまったこと。

頑なだなと思うとき、私は自分があまり好きではない。自己保身に走るなんて、生き物の原理に逆らっている愚かなことだ。美しくない。今すぐやめたい。やめた方がいいとわかっている。

けれど、せっかく人間として生まれたのだから無駄な抵抗とかしちゃおうよ、と思う自分もいる。わざわざぶつからないと分からない味があるとも思う、だから賢くない自分も楽しみたい。そういう生き方も好みなのだと思う。

最近わかったことだが、私という人間は大体このどちらかに寄りすぎてペダルをこげなくなるらしい。理性と本能のバランス。理性が自転車で、本能が身体。

理性だけでは絶対に「生きる」は前にすすまないし、本能だけだと人間としてはあまりにゆっくりすぎる歩みになる。無茶に漕ぐとはじめて自転車に乗った子どもみたいに変な方に漕いでしまったり、バランスを崩して転んだりする。

そんな「転んでる様、あるがままの自分」も許しつつもそろそろバランス良く走りたい。脳内物語では自転車と身体がお互い手を取り合ってすいすい漕いでいる頃なのだ。

つづく

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