最高のチームってなんだ③

②の続き！

なぜこいつらじゃないとダメ感が出るのか、漫画で言うと読者がなぜ「こいつらじゃないと！」と思うのか。

それは、それぞれの長所が仲間の弱点を補完し合っているからだと思う。この中の誰かが絶対に欠けてはいけない状況だから面白い。そして実際に欠けるときもあってその展開もハラハラドキドキで最高だったりする。

漫画に出てくる奴らも口では言わないけど、なんとなくこのメンツええやんから始まって、最後はお前らじゃなきゃダメだって着地するんだと思う。

現実世界に置き換えた場合、”こいつらじゃなきゃダメ感”すなわち各メンバーの長所で短所を補完する組み合わせを作れば自ずと最高のチームはできあがっていくことになる。

チームをまとめるマネージャーのような人ができることとすれば、メンバーの武器をいち早く察知することもそうだけど、役割分担をハッキリさせることが大切。

メンバーにそれぞれ別の役割を任せることで、各自”責任”を持つ環境設計ができる。

同じ役割を何人もが持っていては責任について希薄になるが、自分しかその役割を与えられてないとなると責任感が強くなる。

それぞれが自分の役割をやり切ることで成果につながる状況をマネージャーが作れると、メンバーが「自分が足を引っ張ていられない！」など組織に取って前向きな状態を作れる。

何をするにしても全員が「なんとなくでいいや」とはならないだろう。

チームを引っ張る人はいかにして今いるメンバーに、「こいつらじゃないとダメなんだ！」「このメンバーでやり切りたい！」と前向きに思ってもらえる環境を作れるかが重要だと思う。

最高のチームを作るためにはまずこれを理解しておいたほうが良さそう。

仕事はいいから漫画読め！