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「それ、なんのためにやっているんだ?」目的のために手段はある。スラダン仙道の教え。

日々会社で仕事をしていると、”目的”というものが存在すると思う。

例えば今行っている施策は、「顧客の満足度を上げるために行っている」だったり「社員のロイヤリティを高める」ために行っている。こんな感じで「」の中が目的のはずだ。

ところがどっこい、目的を忘れ手段にばかり気を取られてしまうことが人にはある。というかいつも手段にとらわれている人もいる。

今回はスラムダンクの陵南高校2年の仙道が「目的を見失うな」とシンプルに教えてくれた。

手段と目的①

引用元:スラムダンク新装再編版 19巻

わかりづらいかもしれないが、このツンツン頭が仙道だ。

「おめーには負ける気がしねえ」と言っているが、その相手はまさかの湘北高校のスーパールーキー流川。やめろや仙道、火傷するぜ。でも同じくスーパープレイヤーだからこそ刺さる言葉だ。

仙道と流川は練習試合やインターハイ予選で対戦しているのでお互いの天才ぶりは理解している。仙道も流川をめちゃくちゃ認めている。が....

流川にはこんな事を言っている。

手段と目的②

手段と目的③

このセリフを見ると仙道はチームとしての流川を評価するというよりは流川単体を評価していることがわかる。

驚く流川の気持ち、わからなくもない!スラダンを読んでいると「は?流川に勝てる奴おる?」となっている自分が何十年経った今もある。

天才というかとにかくバスケばかで淡々と努力や挑戦を続ける流川を見ているからこそ、読者も仙道の言葉には「なに...!?」となるはずだ。

これで才能を生かしきれていない...だと...?もっとすげーのかよ流川ってなる。そして漫画の最後の方になると、マジで流川がさらに覚醒するので見てほしい。切実に。

話を戻す。

仙道は流川に1対1(ドリブル)の個人技も、パスも、シュートも全て目的は”勝つ”ため。勝つための”手段”を”目的”にしている甘ちゃんには例え天才と言われていても負けねーよと言いたいのだ。

そして、それを理解し実行すればまたとんでもない選手になるぞと心で言っているのだ。(そうに違いない)

確かに仙道は周りを活かすプレーもすれば、自分でドリブルをして得点をしたりバリエーションが豊富だ。別にバリエーション豊富で「俺できますよ」感を出したいのではない。

全て勝つための最善策をワンプレーワンプレーで選択している。だからこそ敵にとって嫌な選手になれる。

全ては目的を達成するために。か。

手段と目的を分けて考えるためには、都度立ち止まって整理する事が大切だ。

今自分たちって何が目的だっけ?新規の契約をする事が最優先で目的なのか、既存顧客の離脱率を抑える事なのか。

目的を達成するために進んでいくうちに面白いほど手段が目的化することがあるので、何度も話し合い自分達が目指している方向を修正するといい。

高校2年でこれを理解している仙道はもはや何者なんだ。

漫画読めばいいチームを作れる。だから漫画読め!

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