見出し画像

再入院 胆嚢摘出④ ビバ退院

12/30
退院日!!
まだ起き上がるのにベッドの柵を掴まないと無理だし、背中を真っ直ぐにして歩けないけれど、退院…できるんだよね。。?
実感湧かぬまま、朝食を食べていると主治医がやってきた。
「もう今日退院で大丈夫です。食事制限もありませんよ。湯船だけは次回の診察まで入らないでね。」とのこと。
年明けに胆管に入れたステントというプラスチックの管を抜く処置が終わるまでは、少し気をつけたほうが良いのかな?時になっていたのでそれも聞いてみたけど、お餅以外は特に気をつけなくて平気とのこと。

やったーーーーーー!!!

嬉しすぎる。。。
胆嚢摘出前に感じていた食事中の痛みもなく母の手料理や毎年楽しみにしているおせちも堪能できるなんて。

急に現実味を帯びてきた退院。
家族は日中仕事があり、1人で帰ることにしていた。
回診後にやってきた看護師さんにその旨を伝えると、
「お一人で帰られるんですね。この後いつでも退院できます。準備して、もう出られますか?」
とのこと。

え?このベタベタの頭の身体で?お風呂にも入らずにシャバへ?と思い、
「あのー。。術後一度もお風呂に入っていないので、できればシャワーを浴びてから退院したいのですが…」と伝えると
「…あー、空いていればそれでも良いですけど…」
と言われる。
なぜ心なしか面倒くさそうなんだい。。?

幸い9:30からのシャワーが空いていたから良かったものの、危うく3日以上お風呂に入らずに過ごした身体で解き放たれるところだった。。
30分のシャワーを満喫して部屋に戻り、荷造りを進めていると、10:15くらいにまた看護師さん登場。
「お風呂上がったんですねー。10:20くらいにまた来たら、準備できてますかね?」

え?いくらなんでも早すぎん??普通の身体の状態ならできるかもしれないけど、腹腔鏡とはいえハラキリしてるのよ☺️痛いんだからもうちょっと時間くれー!!!!!

と言いたい気持ちをグッと堪え、
「すみません、さすがに痛いので、もう少しお時間いただけますか☺️?」と伝えました。
看護師さんの去り際に「めっちゃ急かすやん…」ってつい独り言が出てしまった…
色々ご事情もあるとは思う。ただ、年末でもう入院患者も少なかったのに、なんだかなぁと思ってしまった。

今回の入院は、前回緊急で11日間お世話になった病棟と同じフロアにも関わらず、事務的な看護師さんが多くって。
手術直後の消灯時もこちらから頼まないと電気も消してくれなかったり、食事の時のテーブルすらも、動かして欲しいと頼まないと移動してくれなかったり…。院内のコンビニに行く前にはナースステーションで声をかけなければいけないのだけど、私語で盛り上がっていて何度声をかけても気づかない…とかね。オマエの新しい髪色とかどうでもいいから、目の前の満身創痍の患者に目を向けてくれよ。。

初の全身麻酔、手術で不安も多かった中、前回お世話になった看護師さんたちの対応が素晴らしすぎて、「ここなら安心できる!!」と思って同じフロアを選択したのに、まさか病棟違うだけでこんなに不安要素が多くなるなんてなーとモヤモヤした。
前回あたったのがこの病棟だったとしたら、私は手術を先送りにしてたかもしれないな。

退院前日にたまたまエレベーターで前回お世話になった看護師さんたちと会えて、少しだけ話ができた。なんだこの安心感は!やっぱり皆さんにお世話になりたかったですーー😭😭😭と思いながら、お別れ。
しかし、看護師さんってすごいなぁ。他愛もない会話をしただけなのに、少し元気になった気がしたもんね。

話は戻って、退院準備が整い忘れ物チェックなどを終え、自由の身になった私。
病院の会計はすでに年末年始のお休みに入っているとのこと、そのまま病院を後にしました。
退院したら美味しいラテ飲むんだ!と意気込んで院内のスタバに寄ろうとしたけれど、これももちろんお休み😭

頭をラテに支配された私は、重たい荷物を持ったまま、亀のような歩みで駅前のエクセルシオールまで行きました。ラテに関しては、ここはスタバの上を行くと思っているよ。
いつもは混雑している店舗だけど、年末だからすごく空いていて、ゆったり座れて助かった。
1時間ほどゆっくりして、タクシーに揺られて自宅へ戻りました。

この日は座ったり立ち上がったりと姿勢を変えるとしんどくて。
ベッドで寝ようかと思ったけど、起き上がるのも一苦労なので、家族が戻るまでリビングでゴロゴロしていました。

それからは、入院中の話をしたり、ご飯を食べたり平和に過ごしていたのですが、途中うっかり観てしまったアメトーーク!の運動神経悪い芸人のせいで、お腹に激痛が。(笑ったせいです。)

ほんっとに痛かった…

手術がM-1の後で本当によかった…と心から思いました。
お笑い好きで胆嚢摘出を控えている皆さま、手術後はショーレースがない時期が良いと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?