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好きなことをする(学問など)と決めた時に気を付けたいこと


自己紹介

おはようございます、こんにちは、こんばんは
好きなことをする時に気を付けたいことを紹介したいのですが
その前に自己紹介しておこうと思います。
現在アラサーで農学部の大学四年生をしております。
なんでこんなことを書くか、
それは自分の家族が農学部に行くのなんて考えられない、
山にオオカミ放った方がシカが居なくなっていいんじゃない?そんな自然に関する知識が皆無の家庭であった中から農学部に行くまでの課程を書こうと思ったからです。

好きなことって何?

ここで、好きなことって何?って話をしようと思います。
自分の好きなことは樹木と犬です。ちなみに猫もすきです。
この好きなものの起源は幼稚園の頃に遡ります。

幼稚園年長さんの頃、平成のチワワブームが来る一瞬前の頃に
ペットショップでチワワを飼ったことから始まります。
チワワを溺愛していたので幼稚園から帰ったらすぐにチワワと遊ぶし、
幼稚園の先生の親への報告の一言にはチワワのことが既に書かれていました。

それから、実家にアラカシが植わっていてどんぐりができていたので
どんぐりを土に植えて育てようと自然に思ったのが樹木好きの始まりです。
小学一年生から長年の研究により、水分の多い土だと発芽率がいいことがわかりました。
それから、家のアラカシの垣根がダメになるたびにどんぐりから育てたアラカシから新たに垣根を作っていたのが印象的でした。

好きなことは意外と幼少期の体験とかに由来します。

進路の変更


しかし、高校に入り自分は医療系に行くんだとばっかり思っていました。
好きなことを見失っていたんですね。家系に農学系がいないことも関わっていたと思います。

高校以後体調を崩して進路に散々悩まされて時が経っていたんですが、小さなころ飼っていた犬が亡くなり、二代目の犬が来た時に挙動がおかしいと思っていて、専門家に話を聞きたいと国立獣医学部を始めます。

そして、受験をしていて、あるとき前期歯学部受けて落ちて、後期樹木系の国立大学に受かったこともあり進路を改めて考え直す機会がありました。
東京に行かないと専門家に会えないと判明したこともあり東京に行こうと決意します。

そして迎えた最後のセンター試験の年、見事東京の樹木と動物行動に関する勉強ができる学科に受かりました。

実はそこの獣医学科の動物行動の先生に受験前にメールして今いる学科についても説明を受けており、履修科目からも樹木+動物行動の勉強ができることも把握して受験しておりました。

入学後、コロナの最中に獣医学科の先生にメールしていたところ、自分の入学と共に動物行動治療の専門家が大学に入ってきたので相談できるかもしれないと言われました。

そしてオンライン授業によって獣医学科の動物行動治療学を受けることができ、一年生で目的は達成したってわけです。

好きなことって最初からわかるの?

やってるうちに好きなことが分かることもある、そんな話を書こうと思います。

自分は大学二年で農業経済学に出会い、資本論の輪読に参加して経済学の面白さに気づきました。

また、ここでデータサイエンティストという職業に出会います。

ここでは薄々自分がデータを眺めて分析することが好きなことは気づいてはいました。

大学に入る際にも、センター(現共通テスト)の本番のボーダー、大学の出している最低点のデータ、そして平均点の情報によってどの程度点を取ることができるのか、どの科目が点を取るべき教科なのかを分析し、
センター(現共通テスト)C判定(ボーダー)、二次で何点取って大体合格するという感覚をデータ化し実際にセンター(現共通テスト)、二次で思った通りの点を取って合格することができました。

大学三年で就活でデータサイエンス・AIの勉強をする機会に恵まれ、統計、データサイエンスの勉強をしていたところ、今までのデータを眺めるのが好き、というのが繋がった経験がありました。(実際好成績でした)

また、後に大学の単位でもデータサイエンスの科目を取り、Aを取ることができました。

やってるうちに、あ、経済とかデータとか好きだなと気づくこともある、ということです。

なんでも体験してみることは大事だと思います。

注意事項

結局、何に気をつけてと言いたいか

それは本とか家族に影響を受けた好きなことは本来好きなものとは違うよってことです。

自然とやってたこと、自然とやれちゃうことが好きなことなのかなって思います。

自分も養老孟子さんの本を読んで人の解剖してみたい!とか小学生の頃から思っていましたが、多分本当は微塵も興味が無いんだと思います。
それからマンガ「もやしもん」を読んで発酵の勉強してみたい!とか思ってました。

それらは実は他人のやりたいことに影響を受けているだけなんです。
隣の芝は青いだけ、ですね。

自然とやれていることを意識してみたらいいかもしれません。

今自分がやっていること

今やっているのは、紙、板紙(段ボールなど)、パルプ(紙の原料)に関わる研究です。

なんで選んだの?って思った方

樹木が好き!って思って山に行く実習、木をきこりみたいに切り倒す実習、散々した結果、山の虫が無理、もっというと虫が無理ってことに気が付きました。

これも経験してみないと分からないですね、夢だった樹木医補は取りますが、樹木医になるのは無理だな、って察しました。

そこで山の中の文系のデータを扱う研究室に所属し、その中でも一番データが集まっている紙・板紙・パルプの研究をすることにしました。

動物は~?って思った方、動物行動と樹木のどちらも勉強できる学科に行きたい!って入ったものの、やりたいことは獣医さんの領域だったことに後で気づきました(動物行動治療)

今はとりあえず動物のことは置いておいて、紙・板紙・パルプについてしようかなと思っているところです。

まとめ

体験してみないと分からないことも多いのでやりたいと思ったことに飛び込むのは大事だけど、それが他人の本を読んで感銘を受けた、など自分の体験に基づかない場合はあまりやりたい領域でない場合が多い、ということです

好きなことで飯を食っていける時代になった、とは言うものの、寝る間を惜しんでやれないと仕事にならないし、それができないなら本当の好きなことではないんじゃない?って思うことが最近多々あります。

一番言いたかったのは自分の長所を活かして(自然にやれることを活かして)色々していくことが重要なのでは!っと少し思っています。

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