イギリスオンライン留学🇬🇧2週目
こんにちは。
慶應義塾大学経済学部の3年生で、この秋から交換留学生としてイギリスのロンドン大学ロイヤルホロウェイにオンラインで留学しています。
交換留学の選考についても色々と書きたいのですが、それはまた今度にします。
慶應の友人も他校の友人も、たくさんの留学仲間が受け入れ拒否・派遣中止・辞退などの理由で留学が中止となる中、私はオンライン留学することに決めました。
ちなみに、私費留学や本科生としてならイギリスに行って授業を受けられるのですが、慶應の方針として、
"外務省の安全渡航レベルがレベル1以下にならないと渡航は禁止"
としています。私は、来年の9月までにそうなる可能性はほぼ0だと思います。そして、来年の9月になっても、そうなっているかはわからないので、これからの私の連載を読んでオンライン留学が嫌だと思ったら、私費留学に切り替えることをお勧めします。
結論から言うと、"留学"を目的でやるのはあまりお勧めしません。
オンライン留学というのは、皆さんも想像できるように、留学の楽しい部分を削り、授業の部分だけが残ったようなものです。それはもちろん、私が高校の時からやりたかった留学経験とは大きく違います。
始まってみても、やはり想像通り。友達作りについては1週目のほうに書きます。
現地に行きたい思いは増すばかり。
それなのに、どうして私はオンライン留学をすることに決めたのか。詳しい理由はまた今度書きます。
授業開始・・・のはず
今日は2週目が終わった土曜日ですが、先週はオリエンテーションで、授業が始まるのは今週からです。
しかし、私は自分が受ける授業を一つも受けられませんでした。
起きている時間が違うのでメールの返信もとても遅い。直接聞きに行くことができないのが、非常に大変です。Study Abroad Team やStudent Advisorは他にも仕事がたくさんあるのか返信が基本的に遅く、聞きたいことの質問がしにくい。また、ちょっとしたことを聞く友達もいないので、誰に聞いたらいいのかわからず困っていました。
トラブル続きで、留学中止になるのではないかと思うようなことが何度もありました。
しかし、これはかなり私に非があって、普通の人ならそうならないと思うので(むしろそうならないように)、私が何を失敗してこうなってしまっているかを書こうと思います。
履修するクラスの変更
まず、6月頃に履修したいクラスを申請したのですが、そこから事件は始まっていました。visiting student 向けのクラス(1年生向けの授業がほとんど)しか基本は取れないのですが、それは基礎的な物ばっかり。「私が留学先で勉強したかったのはこんなのじゃない!これなら日本でも学べる」と思って、2,3年生向けの面白そうなビジネスの授業も選びました。
すると、当然、Student Advisorの方にメールで注意されます。
"それらのクラスは基礎知識がある生徒向けなので、留学生のあなたにはレベルが高すぎる"
しかし、それも予想の範囲内。
「私は日本の大学でビジネスの授業を英語で受けてるから、大丈夫です」
と返えすと、更に一度だけ返信があり、
それでも引き下がらなかったところ、それ以降は返信がなく、放置。
しかも、オンラインで留学することになり時差の問題もあるので、時間帯や、オンデマンド/リアルタイムなのかなど、授業の詳細が知りたかったのですが、その情報も載っていません。
そのまま時がすぎ、9月16日、授業開始の1週間前。
この日に詳しい授業の時間割などが発表される(遅すぎ)ので、自分の時間割を見てみたところ、真っ白!
慌ててメールで問い合わせたところ、まず履修の上限を超えていました笑
(でもこれも向こうの表示ミス。私はちゃんとぴったり上限になるように計算しました)
それで、履修を組み直すこととなり、考え直したのですが、その際に初めて授業の詳細ページを知ることとなりました。おそらく1ヶ月くらい前から見れたのだと思います。そして詳細を見てみると、履修する予定だったクラスは意外と興味がなさそうだったり、逆にもっと面白そうな授業が他に見つかってしまい、悩み始める。それに1週間かけ、授業を大幅に変えるような申請を送ったところこれがまた大問題。しかも、またその中にはvisiting student向けじゃないものを入れていたのですから笑
それから、100通にものぼるメールのやり取りの末、昨日やっと、向こうのStudy Abroad Team とオンライン通話し、授業が決まりそうです。
(まだはっきり決まっていないのは、向こうの学部の承認が必要だから)
よって、これについて私の反省点は以下。
・指定された(visiting student向け)もの以外のクラスを取ろうとした
・履修の上限ぴったりに申請した
・情報弱者(授業の詳細情報を早く問い合わせるべき)
・メールでのやりとりは不毛(オンラインで直接話すのをお願いするべき)
・自分の意思を通そうと頑固にならず、向こうの提案をもう一度よく考える
・変更するときは早く決める
自分のベストな希望が通ることよりも、確実な方が大切。
また、visiting studentが基礎的なクラスしか取れない理由も納得できます。
4月病で面白そうな授業を背伸びして取って、アップアップになって死にかけたり、思っていたのと違うとがっかりして5月病になった経験が、皆さんにもあるのではないでしょうか。
それと同じで(9月病か)、難しそうな授業ばかりとることや、履修の上限ギリギリまでとることは、あまり良くないと思います。
意識が高いのはいいことだけど、授業が大変で寝られず、しかも今年は家で一人で取り組まなければいけないので、絶対鬱になる。
正直、今年の前期はちょっとそうなりかけていました。
無理するのは良くないけど、少しのチャレンジ精神とこだわりはいいと思います。結局、2つvisiting student向けじゃないものを取れることになりました。
ポイントは、教授にメールで問い合わせること。
もしどうしてもとりたい授業があるなら、面倒と思ってはいけません。それで1年間、つまらない授業になってもいいのですか?
オンラインで日本からも参加できるのか、時差の問題を考慮してくれるか、visiting studentでも取っていいのかを聞きました。
それの返信で、先生がどういう人かも少しわかります。
返信が早かったり、好意的だったり。
逆に返信してくれなかったりすると、その授業はやめておきます。
それと、
題名がどんなに面白そうでも、詳細がわからないものは取らない。
情報が少ないものは、リスクが高いからです。
しかし、ここからが本当のピンチの始まり
「学生登録をしてください」と連絡が来て、慌てて確認。
こんなのあるの知らなかったー!締め切りは来週の火曜日。
Step 4まで進めたところ、ビザが必要だと発覚。
「イギリスに行けないのに、ビザがいるの??」
本当に訳わからないのですが、学生証のためにビザが必要だと知りました。
そして今度は慶應から、、、
慶應も秋学期の授業が始まりますが、私の履修登録がなぜか消えていない。不思議に思って問い合わせると・・・
「国外留学申告書??国外に行かないのに、必要なの??」
HPを見てみるとちゃんと情報が更新されていました。
正直に言うと、そもそもこれが必要だったことも知らなかった。
私の留学、本当に終わった?
・資料は面倒でもちゃんと読む。日本語でも英語でも。
・(事態が変わっても)必要ないと早計せず、HPなどちゃんとチェックする
「早急に提出してください」と言われたので提出したのですが、来月の教授会まで、これが許可されるかわからないそうです。OMG...
もうちゃんと文章を読むのが本当に苦手です。でもこれがいつも問題を引き起こす。AIでなんとかできないかな・・・
そんなわけで、未だにちゃんと交換留学できるのかわかりません。
この連載も5週目くらいで終わっているかもしれない笑
でも、やると決めたので、とりあえず1ヶ月頑張ります!
また来週!!