真面目に不真面目をしたら無双する
しゅんしゅしゅんです。
突然ですが、この問題がとけますでしょうか?
(下に答えをはりつけているので、解きたい方はここでストップ)
これは頭の体操、脳トレ的な界隈ではどうも有名な問題らしい。
ところで、この頭の体操というものは古くから存在している。その起源は知らないし、別に調べようとも思わないのだが、僕の実家でも一時流行したらしく、家には頭の体操の本が何冊かあったことを記憶している。
多分これ。
発売日が1994年となっているので、僕が15歳の時か。自分の記憶では小学生の時に読んだ記憶があるのでこの本ではないかもしれないが、こんな絵柄だったような気もする。まあどっちでもいい。
とにかく、その本の中には冒頭の問題とほぼ同じ問題が入っていた。大人になると頭が凝り固まり、子どもには解けても大人には解けない、みたいなのが頭の体操的なやつのふれこみだと思う。
しかし。子どもの僕は解けなかった。そして子どもながらに正解を目にした時に衝撃を覚えた。自分の頭はなんと固いのだと。この記憶は僕にとってはなかなかの衝撃だったらしく、今でもその時の衝撃が頭に残っている。
そろそろ答えをはる。
答えは「カレー粉」だ。
問題には迷路を通れとも書いていないし、迷路であるとも書いていない。ただ地面に書かれた絵かもしれない。プリントされた模様なら普通にゴールまで一直線。よって直線距離の斜め横断が答えなのだと。
僕の子どもの頃の記憶だと、迷路を通れとは問題には書いていないから、迷路の外周を通って「コメ」を正解としていた。
再度になるが、子供の頃の僕は衝撃を受けた。確実に迷路だから迷路を通らなければいけないと思った。そして頑張って迷路の中を進んだからだ。
自分の頭の固さというか、真面目さに辟易すると同時に、問題の答えの柔軟さに憧れを覚えた。でもその感情の中には、嫉妬からくる嫌悪感も混じった複雑なもの。だから記憶に残っているのだろう。
なんでこんな記憶を思い出したのか。
それはR25で以下の記事を読んだからだ。
記事の中身は是非よんでいただきたいとして。
最小のインプットで最大のアウトプットを最速で出す人って、元来が不真面目で、楽しようとする怠け者気質だったりすると思うのだ。そこに柔軟さと大胆さ(事前に承認をとるより事後に結果出してから謝罪する方がやりやすい的な)が加わると無双する。
僕はそんな人とは反対の気質をもっている。自分にないものだから憧れるところはある。ない資質はその資質をもっている人にお願いすればいいとも思う。そして人の気質というものは早々には変わらないと思う。ただ意識して伸ばすことはできると思う。
僕みたいなバカ真面目なタイプは、真面目に不真面目をやれば、それはそれで無双するのではないかと思ったりする。
仕事の環境が変わった。フリースタイルでいいから最小工数×最大成果×最速が特に強く求められる環境になったいまだからこそ。
常に第三者的な自分に「現状を無条件に受け入れていないか?」「その思考は凝り固まっていないか?」「その目的を達するためにはそもそももっと楽な道はないのか?」「真面目にやりすぎていないか?」などを意識的に問いかけるように、しむけたい。
昔書いた、このnoteも思い出しました。同じようなことです。
がんばるよ、子どもの頃のぼくへ。
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