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第2話 映画の価値の変容

初めましてくろのです。初投稿です。

世間は何かと暗いニュースばかりでいやになっちゃいますね。2020年は様々なことが起こりそうな予感がします。まあそんなことは置いといて、今回は僕の趣味である映画にフォーカスして書いていこうと思います。

僕は小さいころから映画が生活の一部になっていたというくらいの映画好きです。木曜洋画劇場、金曜ロードショー、土曜プレミアム、日曜洋画劇場、そして今でも放送継続中の午後のロードショー。毎週欠かさず全部見てました。どの曜日にも放映される映画に特徴があって木曜日は主にB級作品寄り、金曜日はアニメやコメディ系の家族団欒で見れるもの、土曜日は今話題になっている作品の過去作、日曜日はアクション、アドベンチャー系で少し暴力的なものだったと僕は思っています。(午後のロードショーは名作からB級までさまざまだった気がする)

最近、テレビでは映画そのものをあまり放映しなくなった気がします。考えられる理由はおそらく単純で、視聴率が取れる番組が変わった、視聴者のニーズが変わったからだと僕は考えています。というのも映画などのコンテンツは以前は映画館で観たり、リアルタイムで放映されているものや、VHS、少し進むとDVDをテレビなどのAV機器でみるといった方法が主流で映画には希少価値があったと僕は思っています。今、周りを見てみると動画投稿サイトやインターネット・オンデマンドでどんな端末からも容易にアクセスして、映画を観られる時代に変容しました。ネット上に無数に存在する映画に昔ほどの希少価値はなく、わざわざ映画をテレビで放映しても視聴率は以前ほど伸びずスポンサーがつかなくなる。だからテレビから映画が減っていってしまったのだろうと考えています。映画好きの僕からしたら少し寂しいです。家族や友だちと大きなテレビ前に並んで座りリアルタイムで流れる映画を観て、コマーシャルに入るとみんなで感想を言いあう。それが楽しかったんですよね。そんな時代がまた来てほしいものです。

その甲斐もあってか映画館に足を運ぶことが多くなりました。映画館によく行く人ならわかると思うのですが、映画館も少しずつ変容してきていることが分かると思います。IMAXや4DXが例です。ただ映画を観るのではなく、鑑賞者本人が映画に入り込んだような体験ができるといったアトラクションのような形に近づきました。少し前だと「ゼログラビティ」や「ドントブリーズ」、最近だと「天気の子」など鑑賞者が作品によりリアルに入り込む体験をすることで新たな価値を作っているのだと感じます。映像の綺麗さと音の臨場感が段違いですごいのでIMAXはおすすめです。


最後に、

映画の存在意義がとても変わったと感じます。かつては監督の思想をダイレクトに表現するものから戦時中は愚衆を洗脳するプロパガンダとして利用され、そして現代では映画そのものが一つのエンターテイメントとして変容しました。これからどうなっていくのか?ひょっとしたら自分の取った行動に対応して映画が進んでいくなんて時代が来るのかもしれません。

今回はこのくらいでいいかなあ、ではまた。気が向いたらまた書きます。





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