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基本的すぎて案外記事になってないシリーズ ファンシーラットの飼い方〜フード編〜

手探りで試行錯誤しながらペットを飼っている筆者ごはんです!
ファンシーラットは非常に飼いやすいので初心者でも安心と言われてますが、本当に何もペットを飼ったことのない人にとってはなかなか情報を集めるのが大変なので、役立つとよいなと思い記事にしています。
自分の理解も深まり一石二鳥です!

普段のご飯

ファンシーラットの主な主食はペレットで、
我が家ではこちらのファンシーラット専用フードをブリーダー元から定期的に購入しています。

種類がいくつかあり我が家では

  • スタンダード

  • 肥満用

  • ミドルエイジ

を使用。
肥満用はおやつが少なめ。
ミドルエイジは粒のサイズが小さく脳トレになるかも(!?)という特徴があります。(効果検証が難しいですね💦)
主食は急に変えるとラットによっては体調を少し崩す場合があるので、
若いうちに体に合いそうな主食を探し、続けられると良いです。

我先にと来てくれて大変好評です

ペレットを主食にする理由
栄養バランスが良いことと、固いことが理由です。
ラットは歯が永遠に伸び続ける動物なので、固い主食を食べることで歯を削り長さを調整します。

量の目安:
子どもの頃】置き餌で好きな量食べられる状態にしましょう。多めに入れておいて翌日残ってなかったらさらに1日の量を増やしましょう。
【大人】10粒強くらいのペレットを中心にしたごはんを朝晩2回あげましょう。
(個体差があるので様子を見て調整はしましょう)
体重を時々測って強弱の調整をしていました。体重は個体差があるようなので適正な体重を獣医さんなどに聞いてみましょう。
480gくらいが良いかなと言われましたが520gくらいを彷徨いがちでした笑
太っていた場合、急なダイエットは負担なので月に10g減を目指しましょう。
【シニア】腰が曲がってきたりするので補助栄養食品を追加しても良いでしょう。カルシウムなど。まだどうするかお試し中。

スケールは大きめのものじゃないとラットが動いて測りにくいので上のものに買い直しました。

おやつ

我が家で与えていたもの

とても喜ぶ
米、パスタ、オートミール、納豆などの穀類
:納豆は食べられるのが意外でした。少量なら健康に良いようです。

いちご、いちじく、梨、桃、バナナ、スイカ、キウイ、さくらんぼ、ブドウなどの果物

ささみ、鯛、軟骨、鳥の骨(味をつけていないもので綺麗に肉がなくなっているもの)などの肉類(肉は全て加熱してください)

コーン、トマト、プチトマト、一度加熱した豆腐、ヨーグルト(無糖)

赤ちゃん用のにんじんペーストなど離乳食品(野菜以外の甘味や塩の入ってないもの)

チャオチュール:まぐろ味よりささみ味が人気でした。カロリー高いので月に1回あるかないかで少しだけあげます。

ひまわりの種:カロリーが高すぎるので喜ぶけど途中でやめました

ココカラファインなどの薬局でも購入できます。

鳥の骨については齧り口が鋭くなって怪我をする場合があるので注意してあげてください。歯の健康的にも◎。定期的にあげてました。
2匹か1匹でいる時に必要な分を確保してあげていたので、複数のラットで奪い合いになると危ないかもしれません。

割と喜ぶ
白菜、きゅうり、ブロッコリー、冷凍ミックスベジタブルのグリーンピース
ドライフルーツの小動物用おやつ、キャベツ、小動物用のクッキー

あんまり反応は良くないけど食べた
ベビーリーフ、ニンジン、オーガニックにこだわったペレット風おやつ

その他、注意のポイント!

  • 野菜や果物は水分量が多いので、あまり与えると下痢をします。糞の様子を見つつ、少量からあげてみましょう。私はプチトマト1/4くらいの量を1日の目安にあげて、甘いもの以外はもう気持ち量を多めにあげていました。

  • ラットは種子系のおやつが好きなのでつい果物の種も食べそうに思えますが、健康を害するものも多いので分からなかったら種は基本的に取り除くのが無難です。皮も同様。

  • ブドウなど糖分が高いものは、空腹時に量多く与えると血糖値が急上昇し、インスリンが多く分泌されて低血糖になる場合があります。ごはんをあげた後などお腹が空き過ぎていないタイミングで少量あげましょう。また食べた後はゲージでゆっくりしてもらいましょう。

  • パンは食べられますが窒息事故があるようなのであまりオススメしません。

  • にんじんはうちのラットは苦手そうでしたが、他所ではとっても好きな子もいます。色々食べられるものは食べさせてみましょう!

  • 毎日はあげず、間を開けてあげましょう

与えてはいけないもの

・ラットのイメージといえばチーズですが、中でもブルーチーズカビがラットの体に良くないので食べさせないでください。
牛乳も乳糖が分解できず下痢になりますのでNG。
・柑橘類
・にんにく
・チョコレートなど人間のための加工されたもの。糖分が極端に多いもの。
・カフェイン
・ネギ、玉ねぎ

さらに番外編

補助栄養素のマルチビタミン

エサではなく水の方ですが、我が家のラットは片方の子が小柄だったのでビタミンを混ぜておりました。
そのお陰か分からないですがすくすくと成長し元気です!
大人になってからは安定して見えたので混ぜるのをやめました。

サトウキビッツ

おやつというよりは齧り木なのですが、めちゃめちゃ食いついてました。

自分や他のラットの糞

最初見た時に驚いたのですが、食べます。糞。乾燥したのをカリカリと。
うさぎも糞を食べてお腹の調子を整えますが、ラットも糞を食べて吸収仕切れなかった栄養を補給したりなどしているようです。糞が食べられない環境だとビオチンという要素が欠乏して成長しずらくなるという研究報告もありました。(こちらは10年以上前の記事なのでアップデートされているかもしれません)

金網ゲージなどで糞がラットから届かないところに落ちやすい環境の方は糞が少し上に留まるような工夫をぜひ推奨します!

まとめ

人間と多くの食を共有できるのはラットならではですね!
一部、健康を害するものもあるので注意しましょう

またおやつや補助食品はあくまでご褒美や補助の役割なので、
普通のペレットを中心とした食事が一番健康に良いです!

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