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これこそが!は危険だ

「これこそが本当」とか
「これまでになかった!」とかは
注意してほしい

なぜか、
そう言ってる本人が部分だからだ

ハッキリ言って
部分は「知らなかった」し
「知らない」があるから

ん?

「これまで出会ったことがない」までは本当だろう
でも、だからって
「出会ったこれこそが本物だ!」にはならない
むしろ、これも本物だし
すべて本物ではない

ただ、知らなかっただけだから
そんなことは、これまでもこれからもある
ありたいだけ、ある

この勘違いが
「絶対に正しい一つ」を強固に作り上げる
自分の一瞬の判断で、すべてを決めつけてしまう
固執して執着して、盲目になって固定化し
闇雲に疑う余地なしにして
それ以外を認めなくなる
いつのまにか、また
取るに足りない差異に敏感になる


「ひとつ」とはとても聞こえがいい
スピ民なんか大好物だろう

ひとつ
ひとつっていうか
1しかない、が言いたいんだと思う
1の集まり
1+1=2とか、ないねって


高みに登っていない、至っていない、
それ以下のものは本物ではない

そう言ってる本人は、どこに立っているの?w

登っていると思っている階段は
簡単に下りにもなるよ
階段そのものに上と下がないでしょ

奇跡のコースだって同じだ
ただの書物だ
メゾットだ
方便であり道具だ
無くて死んだりしないし
無くても生きてる

真の、とか
純粋な、とか

なんのために差別化するの?


免罪符を金で買わせるな

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