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壁にぶつかって悶々とする日々。きっかけは社長の一言からだった/We are SAC #05

Septeni Ad Creative社員が思いを語る「We are SAC」シリーズ。今回はディレクションチーム責任者の中嶋 逸成が登場!

辛い経験をしたからこそ、今の活躍がある・・・乗り越えた人間は強い!

そんな中嶋のエピソードはこちらから!

入社から、今に至るまで

私は2015年4月に親会社のセプテーニに新卒で入社し、1年目は関西支社、2年目からは東京本社で広告クリエイティブ製作のディレクション業務をしていました。

入社3年目には分社化したSepteni Ad Creativeへ出向しました。今まで通り東京での勤務も可能でしたが、新会社の立ち上げということで新しいことにチャレンジし、自分自身の可能性を試してみたい!という気持ちが強かったため、札幌行きを決めました。

早いもので札幌に来てから3年が経ちました。最初の1〜2年間はデザイナーの管理を担当していました。3年目からは、お客様の元へ常駐し、直接クリエイティブ制作の御相談を受け、課題解決のためのクリエイティブのご提案を行っています。

気付けば6年間で大阪→東京→札幌→東京(常駐)→札幌(コロナのため在宅勤務)と色々と働く場所と業務を変えてきましたが、特に今の仕事はやりがいがあり、とても楽しいです!

初めてぶつかった“大きな壁”に悶々とする日々

札幌に来てからの1〜2年間、仕事のパフォーマンスが上げられない悶々とした日々が続きました。今振り返ると、仕事を始めてから一番の大きな壁にぶち当たっていました。

というのも、入社2年目までは、自分個人がどう“目の前のこと”にパフォーマンスを上げればよいか、ということを中心に考えて行動してきました。ディレクターとして、自分個人が頑張れば、一定の評価が得られていたからです。

札幌に来た時も、今まで通り自分個人で行動を起こせばなんとかなると思っていましたが、「組織づくり」はそれでは上手くいきませんでした。なぜなら、「自分が制作チームをどうしていきたいか」「自分自身は今後会社の中でどんなことがしていきたいのか」「チームとして何を成し遂げたいのか」という軸が私の中でしっかりと定まっていませんでした。

結果、長期的な視点を持って行動ができず、眼の前の業務で一杯一杯になってしまう。しかも優先順位をしっかりとつけることできないなど、、、自分自身のパフォーマンスがうまくあげられなくなり、制作チームを現状維持させるのが精一杯になっていました。

さらに現状の課題を解決するための積極的なアクションも行えず、自分から学ぼうとする意識や成長意欲を維持することも出来なくなっていました。

悪循環の中で、業務パフォーマンスはさらに悪化。。。

今振り返ると、自分自身の力不足・行動不足が要因なのですが、当時は何をやってもうまくいかない、、、みなさんに申し訳ないと感じる日々が続きました。

きっかけは社長の一言からだった

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そんな時、社長の金原から「新しいサービスをやるけど、逸成(いっせい)やってみる?」と声をかけていただきました。それは取引先に常駐し、クリエイティブ制作の御相談を受け、課題解決のためのクリエイティブのご提案をする仕事でした。

悶々とした日々の中、新しいチャレンジが出来ていなかったので即答で挑戦することを決めました。今ではこの挑戦が、成長のきっかけになったと思っています。

当時パフォーマンスを発揮できていなかった自分にとっては、会社からもらったラストチャンスぐらいの気持ちを持って、全力で取り組もうと決めていました。そのため、取引先への貢献・売上拡大へ向けて、今まで以上にコミットでき、さまざまなアクションや施策を行うことができたと思っています。実際にこの1年間で取引先からの売上を大きく伸ばす事ができました。

また、自分自身の性格や強みと、仕事が上手くマッチしたようにも感じています。

もともと数字を追うのが好きなので、取引先の売上や制作本数の目標にコミットするのがとても楽しかったです。また、どんなことでも「要望されたことプラスαの行動をして相手をびっくりさせたい!」というのが自分のモットーなので、お客様と向き合う仕事が合っていました。プラスαの行動を起こすことでお客様が喜ばれる姿を見ると、自分も嬉しくなります笑

また常駐することで東京へ行く機会が増えたので、会社の自己啓発制度を活用し、グロービスというビジネススクールへ通いました。経営に関するビジネスの考え方が学べるビジネス系の専門学校のようなもので、リーダー育成などを目的にたくさんのビジネスマンが受講しています。

ちなみにグロービス受講のきっかけも金原です笑

金原には私の業務パフォーマンスをいつも気にかけていただき、様々なアドバイスをしていただいています。グロービスもそのアドバイスの一つでした。

グロービスの受講を通じて、ビジネス思考の知識を学ぶことができました。ただ、それ以上に、他の受講生の方々の姿勢に強く刺激を受けました。同じ講座を受講している方々の話を聞くと、見ている視座がとても高く、ビジネススクールでの学びを得て業務にどう活かすか貪欲な程に考えていて、一人ひとりの眼がギラギラ輝いていました。

自分の今までの学ぶ姿勢や、成長したい気持ちの小ささに、恥ずかしくなったのを覚えています笑

会社の外での自分のちっぽけさを感じるとともに、自己成長のための行動・勉強をもっともっとしていく必要性を強く感じさせてくれた良いきっかけとなりました。

こういった変化があったことで少しずつ自己成長のきっかけを掴み、「自分のやりたいこと」「チームをこうしていきたい」という軸を持てるようになってきました。まだまだ壁はたくさん立ちはだかっていますが、その中の第一関門がクリアできたかなと思っています笑

今では現状を変化させることに対して、恐れよりも期待のほうが強くなり、積極的に新しく挑戦できることはないか、探すようになりました!

これからやりたいこと

振り返ってみると、「成長していく意識を持ち続けること」「自分のやりたいことはなにか」を貪欲に考え行動することがとても大切だと感じました。現状に悶々としていたら、社内外で、小さなことでもいいので、まずは恐れずに行動を起こしてみることをおすすめしたいです!

私がこれからやっていきたいことは、お客様へのさらなるサービスレベルの向上です。

システム化・便利化が進行していくこの日々の中で、今後差別化できるポイントとして、重要になるのは、人と人との関係性ではないかと思っています。お客様の御相談に対して、システムや仕組みを活用して、速やかに対応していくことはもちろんですが、

その上で、

・+αの提供価値を生み出し、その人へ驚きを与えるためにはどうすればよいか?
・その驚きがクセになって、また依頼したい・また相談したいと思われるためにはどうすればよいか?

など、人と人の間で発生するプラスの感情(感動・驚き・嬉しいなど)が、サービスレベルを向上させるために重要なポイントになるのではないかと思っています。

まだまだ抽象的ですが、そういったお客様へのサービスレベル向上に向けての動きを、チームのみんなと積極的に取り組んでいきたいです。

こんな人と働きたい

「関わる全ての人に“驚き”をデザインする」というのが、弊社のビジョンですが、まさにこの考え方が出来る人こそ、SACらしい人間だと思っています。

自分自身、クライアントやその先のユーザー、もちろん、働く仲間に対しても、常にホスピタリティを持って行動することを意識しています。予想もしない、むしろ予想を超えるような行動をすることは、自分の価値の向上、ひいては関わる全てのパフォーマンスを最大化させることに繋がると思っています。

日々の小さな“驚き”から、みんなを感動させるような大きな“驚き”まで、一緒にデザインしていける人と働きたいです!

SACにちょっと興味を持ったらこちら!