「ないものはない」がキャッチコピーの海士町に移住したら支出が10分の1になりました
おはようございます、こんにちは、こんばんは、mokiです。
海士町から離れて一か月が経っていますが、書いておきたいnoteがたくさんあり、スペインにいながら海士町のことを綴っています(笑)
今回は、海士町に来た目的でもある「お金の使い方」についてまとめておこうと思います。タイトルにもある通り、東京でインターンをしていた月と比べると1か月あたりの支出が10分の1になっていました。（それまでがお金に無頓着すぎた、というのもあるけど・・・）
ちょっと詳しく振り返ってみます👀
東京インターン生活
東京では品川や高田馬場でインターンをしていたので、交通費はもちろん、ランチもほとんど毎日コンビニ生活でした。また、週に2回くらいは誘われたり、友達と会う約束をしたりで、外食をしていたため、食費は1か月あたり大体2万～4万円になっていました。
それに加え、ジムに通っていたのもあり、サブスクだけで1万4000円くらいかかっていました。
また、1か月にネイルサロン（約5,000円）、ヘアサロン（カラーとか縮毛矯正・約1万～2万円）、2~3か月に眉毛サロン・まつエク（約5,000円）、たまに香水を買ったり、コスメを買ったり、話題のスキンケア用品を買ったり。美容のためにも惜しみなくお金を使っていました。
さらにさらに、大体1か月に1回はホテルステイをしていました。安く泊まる方法を調べながらもさすがに移動費や食費が重なり2万円くらいはかかっていたと思います。ドライブとかスノボとか、日帰りでも1万5000円くらいはかかりますよね🥲
また、お世話になった方や友達の誕生日のお祝いをしたり、お花を買ったり細々した買い物が積み重なって、なんとひと月に12万円～20万円を使っていました。
（お金持ちでもなんでもなく、インターン掛け持ち＆バイト掛け持ちのお給料を全部つかっていました😵）
休学をして、留学のための費用を貯金するつもりが稼いだお金をほぼ使う毎日でした。さすがにこのままじゃ留学先でどこも旅行にいけない、と気が付き、ちょうどいいタイミングで大好きなホテルで働けるお話もあって海士町でインターンをすることに決めました。
自分はどうお金を稼ぐか、ということよりも、どうお金を使うか、ということを先に学んだほうが良いと思ったので海士町に行ってお金とはじめて向き合いました。
父にもよく「足るを知れ」と言われていました・・・
散財大学生生活さよならです(笑)
海士町インターン生活
海士町にいたときの１か月の支出は大体1万円～1万5000円でした。
それに加えて住居費は2万円でした。東京インターン生活のときは実家暮らしだったので、食費生活費住居費が加わって約3万円と考えるとだいぶ成長したなあ、と思います。
内訳は主に食費（1週間当たり2,000円、週1でランチ外食）、サブスクもYouTube プレミアムとApple musicのみの1000円以下でした。
海士町では何より、「できれば目を逸らしたかったけど、お金に向き合いながらきちんと生活したこと」が良かったのかなと思っています。
具体的に何が支出を減らす原因になったのかもう少しお話します👇
なぜ支出が10分の1になったのか
①（ほとんど）現金しか使えない
私が暮らしていた時、海士町でクレジットカードが使えるのは、フェリーの切符売り場と、Entô（宿泊施設）と、しゃん山（直売所みたいな商店）の3カ所のみでした。
さらに、ATMもコンビニもないので、現金をおろすとなると郵便局までいかなければいけません。それを良いことに、私は現金を2か月で1万円しかもっていきませんでした(笑) なんと最後まで現金を下ろすことなく生活できました。（島のマルシェやお手伝いで1万円稼ぎました！）
島民がよく買い物をする商店では現金しかつかえなかったので、目に見えて減ることがわかり、あといくらで何週間過ごさなきゃいけない・・・みたいな強制節約生活ができました。
野菜は直売店で、卵は週1安くなる商店に、他の食料は遠めの商店まで原付を借りて購入していました。また、調味料は一緒に住んでいたメンバーもシェアしていたのでAmazonで足りないものをその都度購入していました。
（今はもう少しクレカやPaypayが使えるお店が増えていると思うので、自主的に現金only生活を実行するのもおすすめです👍）
②自給自足とお裾分け
この島には行くとあらゆる場所に畑や田んぼがあります。海には漁船があります。海士町は後鳥羽上皇が島流しされた場所ですが、「上皇が島流しされる場所」ということはそれだけ食料をきちんと調達でき、生活できる場所、ということらしいです。
たしかに、島の直売所や、JAにいくと育てている人の名前がわかる野菜（しかもほとんどが知り合いの方）や、友達がお手伝いに行っている農家さんの卵で占められています。TOUCAプログラムで海士町に来たメンバーも、畑を自分で耕して野菜を育て始めていました。他のEntôスタッフもそれに加わり、”畑コミュニティ”ができはじめていました・・・👏
そこで隣の畑をやっている方に大量のかぼちゃをもらってきて、逆に消費できなくてかぼちゃパーティーが開かれたこともありました(笑) かぼちゃの天ぷらをつまみながら、かぼちゃのパウンドケーキを作っていました！
また、海士町にきて1週間くらいしてわかめを買ったことに驚かれました(笑)わかめなんて海に潜ったらいくらでもあるし、お裾分けをたくさんもらうので買う人があまりいないそうです。
そんなこんなで、ありがたいことにお米をもらったり、お野菜をもらったりしていたのでそんなに頻繁には買う必要がありませんでした。
③お金の使い道がほとんどない
島民のおじちゃんと仲良くなって毎週イカ釣りの船をだしてもらったり、テントサウナ＆グランピング事業を立ち上げている方と仲良くなって朝からテントサウナしたり、往復600円のフェリーチケットだけ買って隣の島の絶景すぎるスポットに足を運んだり、仕事終わりに海で走り回ったり海水浴したり、筍狩りをしたり田植えをしたり、松葉サイダーをつくったり野イチゴジャムをつくったり、、、
いろいろな人と仲良くなって、たくさん遊んでもらいました。
海も山も近くにあるので、自然にもたくさん遊んでもらいました。
東京にいたころは、どこかのカフェで語るか、気になっていたビストロに行くか、お金を払って美術館に行くか、カーシェアでドライブするか、といった時間の過ごし方をしていたのでどれもお金が必要でした。
海士町では「節約節約！」と意識していなくても、お金を使わずに楽しめたので東京でも、スペインでもそのような楽しみ方ができないか考えてみようというきっかけになりました。
ほぼ離島ならではのこと、なのでぜひぜひ海士町で生活してみてほしいと思います👀
これからのお金の使い方
ただ、海士町でしかこの方法ができないというわけではないと思います。
いまはスペインにいるので、どうやったら支出を抑えれるか考えてみました。
①コツコツ記録して振り返る
私的にはこれが一番効いています。
まずなににお金を使っているか把握すると、何の消費なら減らせるのかピンポイントで改善点がわかります。フルーツ買いすぎたな、とか、布団とドライヤーは必須だったからしょうがない、とか。
併せて、レシートの項目をひとつひとつ記録していると、相場もわかるようになってきます。買い物をするときにも、お肉はこっちのスーパーのほうが安いなとか、主婦みたいな感覚を養えます(笑)
②上限を決める
次の週（月）の予算を決めます。例えば食費は1週間に30€って決めると、計算しながら必要不可欠な買い物をしなければ予算内に収められないので、買うものが絞れて衝動買いがなくなります。これをやっていないと、当たり前ですが使いすぎてしまうので、IKEAに行くときとか、スーパーに行くときには見直したほうがいいなと思います（自戒を込めて）
一か月の外食費も決めると、急に誘われても断れるようになります。
また、一か月の予算から、外食費、食費、生活費などを引いた金額で旅行のための貯金を積み立てることができます。
③観光と外食にお金を使いすぎない
これはバルセロナに住んでいるので気を付けたいことなのですが、公共交通機関もほぼ乗り放題なので、遊ぼうと思ったらいくらでも遊べてしまいます。
一方でサグラダファミリアは学生24€（約3400円）（塔上るならもっと課金）とか、カサミラは学生19€（約2700円）とか、かなりお金がかかるのでお金を使わないように観光したいと思います。
毎月第一日曜日は美術館と博物館無料、とかGaudir Mesを取得すればグエル公園に割引が効くとか、、、。
「バルセロナを安く観光する方法」についてずっと調べている友達がいるので私もそのように工夫して楽しみたいと思います👀
また、外食費も高くなるのでなるべくお腹が空く前に帰ったり、サンドイッチを作ったりして過ごしています(笑)
お金に関しては私もまだまだ管理できていないので、なにかいいお金の管理方法や貯金の方法があればぜひ教えてください～！
留学中どうやりくりしてた、、、とかもあれば是非！！
（節約しながら旅行したいので）
ここまで読んでくださり本当にありがとうございました＾＾
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