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「窓辺の花」 - Short story -

外は寒そう、雪がふわふわ。
「冬来たりなば春遠からじ」
その冬も折り返しは過ぎ、日暮れは遅く夜明けは早くなってきた。
一歩一歩春に近づいている、と窓辺にいるとよくわかる。
こういうときは日本からはるかに遠いわたしの故郷を連想してしまう。
豪雪と熱波、乾燥と湿潤が混在するという厳しいところ、らしい。
加えて多種多様な民族の集まりで隣人が翌日には敵になるのは日常茶飯事という、らしい。
なにしろ行ったことがないので聞いた話しばかりだけど。
自然も人間も厳しく、血と泥にまみれた歴史の地、それがわたしの故郷、バルカン半島。
祖先はこの地で生まれ育ち仲間を増やし、わたしはその遺伝子を継いでいま日本のこの場所にいる。
何代前に日本に渡ってきたのかはわからない。
わたしはいま手づくりの鉢の中で窓越しに日本の街を見ながら過ごしている。
わたしの名は「クリスマスローズ」
クリスマスのころに咲くということで英国人が名づけたらしい。
花の色はバイオレット。
植物学上では花でなく、萼片(がくへん)というらしいけど、そんなややこしいいことはどうでもいいの、わたしの花色はバイオレット。
名前も花の色も自分ながら気に入っている。

こうして窓のガラスに映る自分の姿に我ながらうっとりすることもある。
夜になって部屋に照明がつくと大都会のビルと一体になる自分の姿が我ながらかっこいい。
少しうつむき加減に咲く姿は、どこかはかなくもカワイイと好んでくれる人間は多い。
クリスマスとローズの文字も日本人は好きなのが効いていると思ってる。
感情豊かで言葉も豊富な日本にいる幸せは住んでみなきゃわからない。
いまわたしが住んでいる鉢はどこかの陶工の手づくりで、周りには花の文様が入っている。
わたしも鉢も値段が高かったけどご主人様は買ってくれた。
ご主人様はわたしを愛してくれているし、わたしもご主人様を愛している。
たかが花でも人への愛はちゃんとあるのよ。

 でもいまのわたしは一人ぼっち、横に置時計がいるけど無口でさ退屈なのよね。
電波時計とかいって時間は正確だけど音もせず静かな友だち。
わたしがここへ来たときにはすでにいたけど、挨拶しても返事をしてくれない。
愛想が無い奴と思ったけど、そういう生き方しかできない子なんだってわかった。
時を刻むためだけに生きている。
こういう生き方もあるんだって、ここに来て初めて知った。
それに電池がなくなると黙って仮死状態になるらしい。
見たことないけど、一度見てみたい。

 わたしがいる窓は出窓で棚がついていて、わたしはその棚の上に電波時計と並んで座っている。
ご主人様は女性。
IT関連の会社に勤めているらしく歳は27,8才くらい。
部屋は小さなキッチンと続きの居間そして寝室、どれも少し狭いけどご主人様は女性で独身だし、掃除しても何してもこのくらいの大きさが一番いいんでしょう。
海外旅行に出かけたばかりで、いつ帰るのか、それまでしばらくは部屋でひとりぼっち。
ご主人様は男性なんかどうでもいいらしく、国内旅行はもとより海外旅行に行きまくっている。
この部屋を訪ねてくるのも旅好きの女性ばっかり。
バイクに乗り、女一人で日本一周したなんて強者も来た。

 ご主人様の今回の旅は急ぎ足での欧州旅行。
それも何度か行ったらしい西欧ではなく、東欧よりもまだ東。
旧ユーゴスラビア領からアルバニア・ギリシャ、そして黒海・エーゲ海にドナウ川まで含む、つまりわたしの故郷バルカン半島諸国への旅。
わたしが買われてここへ来てからまだ三ヵ月だけど、そのころから東欧やバルカン辺りのパンフレットや地図をよく見ていた。
バルカンがあったのでわたしが買われたのか、わたしが買われたのでバルカンに興味を持ったのか、たまたまそうなったのかは、わからない。
帰ってくるのは十日先くらいらしい。
寂しいけど、ここは辛抱、辛抱。
『辛抱の木に花が咲く』てのは日本のことわざだけど、この場合はどんな花が咲くのか咲かないのか。
帰ってきたら、かの地の土産話を聞きたいけど・・・。

 ここは三階で周りにはビルが多い。
でも日差しは悪くはないし、窓から周りの景色もよく見える。
まん前は雑居ビルで一階は携帯電話のショップと不動産屋、二階と三階は飲食店が入っている。
入っているテナントはニ三階合わせて全部で12軒らしい。
飲食店に入る人の姿はたくさん見る。
朝食をやってる店は午前5時くらいから始まり、夜は居酒屋の主人が帰る午前3時くらいまで人通りが絶えず、ほぼ24時間人が出入りしている。
通りやビルの階段や廊下などを歩く人々、道をいく無数の車、夜の賑やかさとネオンの明かり、最近はLEDとかいう照明の入った看板も多く、遠くに見える高層ビルやその明かりも見ているだけであきない。
そして同じ光景が二度と無いのも都会のいいところ。
日々、夜ごと夜ごとに背景も登場人物も目まぐるしく変わる。

 夜が明けた。
いつものカラス、アイツが飛んできて雑居ビルの看板の上にとまった。
抜け目のない奴でさ、横を見ているんだけど、目はこっちを見ているのよ。
真っ黒い羽根でね、嘴(くちばし)がでかくて、こう鳴くのよ「ギャーギャー」てね。
あの声を聞いただけで気分が悪くなる。
バルカンにもカラスはいるんだろうか、わたし、アイツ大嫌いなのよ。
この気持ち、わかっていただけるでしょ。
ここへ来てすぐにベランダの小さなテーブルに置かれたとき、飛んできたアイツに花びらをつつかれた。
あのでかいくちばしでいじくり回され、気づいたご主人様がすぐに部屋に入れてくれたので助かった。
陽の光を浴びて光る黒い羽根をパタパタとさせながらベランダの手すりから悔しそうにわたしを見下ろしていた。

アイツ、ビルの看板の上に止まったまま動かない。
しきりに辺りを見ながら、スッとわたしを見た。
目が合った、う~気分が悪い、あっち向け、どこかへ飛んでけカラス。
ご主人様がタクシーに乗って旅行に出かけたときもあそこに止まって見ていた。
わたしが一人いやひと鉢であることも知っている。
あ~いやだ、本当にアイツ大っ嫌い。
窓ガラスがあるからざまあみろ、てなものよ。
じっとわたしを見ている・・不愉快、なに考えてんのよアイツ。
お、アイツの悪(わる)仲間がきた。
二羽三羽だんだんと増えてくる。
とうとう十羽超えた。
「ゲーコ ゲーコ」と狂ったカエルのような声がガラスを通して聞こえてくる。
あ~身の毛もよだつような不愉快な声。
おぞましいわねえ、あ~いやだ、早く消えてよ。
こっち見んな。
あ、バッと飛び立った、他のやつも一斉に飛び立った。
アイツは群れのまとめ役なのか、みなでどこへ行くんだろう。
「ギエ―ギエー」鳴き声が遠くなりビルの向こうに消えた。
残飯でも漁りに行ったのかしらね。
わたしも羽根がほしいと、よく思う。
ここから飛び立ち、街をめぐり、日本を周って、はるか故郷のバルカンへ。
なんて叶わぬ夢を見るわたし。
根のあるわたしには永遠に叶わぬ夢だけど。

 夕方午後5時が過ぎた。
前のビル、二階の広場にいつもの女子高校生が現れた。
コートを羽織りマフラーを巻き、制服にカバン姿、学校帰り。
あの子は二階にあるラーメン屋でバイトしている。
友人らしい女生徒たちと二階の広場で話していたとき、ラーメン屋のスタッフの黒い長袖のシャツと前掛けをしているからわかった。
わたしがここに来たときには、すでにあの子はいたからその前からバイトやってんでしょうね。
奥へ入って行った。
大体8時ごろには制服姿で現われ、階段下りて帰っていくから、そのあたりまでバイトやってるらしい。

 日が暮れていく。
うちのご主人様はいまごろどこなんかな。
空の上なのか、どこの国を見ているのか、海を見ているのか、それとも、それとも、ま元気で帰ってきてほしい。
元気なのが一番の「お土産」ですよ。
辺りが薄暗くなると雑居ビルの看板もパラパラと照明が入りはじめた。
たくさんの人が出入りし始めた。
コートを脱いで腕に持っている人もいる。
寒さがやわらいだのかもしれない。
8時を過ぎると、あの女子高生が現れた。
階段を小走りでさっさと下りると視界の外に消えた。
何しろわたしは自分で移動が出来ないので視野は決まっている。
真夜中、ビルの照明がほぼ消えた。
看板も消えた。
夜の帳(とばり)が下りていく。
今夜も何事も無く終わりそう。
ご主人様はいまどこに・・

 そのご主人様の旅立ちから五日過ぎた。
ご主人様は帰ってくる気配はない。
今夜も雑居ビルではお馴染みの夜が始まる。
あの女子高生もきた。
人が入ったり出たり、相変わらず。
午後8時過ぎ、女子高生が出てきた。
いつものようにそのまま家路に、と思ったらビルの横で誰かを待つように立っている。
すると白い大きな乗用車がスッと停まって助手席のドアーが開いた。
女子高生は制服もカバンもそのままの姿で助手席に乗った。
この時間にどこへ行くのか、いつもは歩いて帰るでしょ。
車はだっと走り出ていった。
運転していた人物は見えなかった。
誰がどんな人が運転を、あの女子高生がやけに気になり始めた。
明日も元気な姿を見たいけど。

 あくる日の夕刻、女子高生が現れた。
特に変わった様子もないけど、昨晩あれからどこへ行ったのよ、わたしはあの子の母親じゃないけど気になってしようがない。
もうじき8時になる。
来るわよ来るわよ女子高生。
するとビルの前に車が停まった。
あ、こいつ昨晩のあの乗用車、そうあいつだ、間違いない。
じっと停まっている。
似た車はたくさんいるしナンバーも見えないけど、わたしにはわかるんだ、あのときの車よ。
アンタそこ駐停車禁止でしょ、動きなさいよ、何してんのよ。
時計はズンズン進む。
8時を過ぎた、そろそろよ、そろそろ、あの女子高生が出てくるはず。
現われました! 真打登場なんて、ふざけてる場合じゃないか。
階段を下りていく。
女子高生は気がついた、あの車に。
すると知らぬ顔で車と反対の方向に歩いていく。
運転席のドアーが開いて男が出てきた。
チンピラかと思ったけど、オジサンだ。
歳は40代半ばころかな、いい歳こいて何する気だろう女子高生に。
誰よ何の用事よ、女子高生に。
車を停めたまま女子高生を追いかけていく。
見えない、見えないのよね、窓の端に女子高生も男も消えた。
わたしは動けない、動けないのよ、何しろ根があるんだから。
あ~悔しい、悔しい、どうなるのよあの女子高生は。
どうしよう、どうしようもない。
ひたすら時間だけが過ぎていく。
車はそのまま、二人の姿も見えない。
バルカンの乙女もこうなると、手も足も出ない・・・当たり前か。
どうしたんだろう、何も無きゃいいけど。
オッ男が戻ってきた。
特段変わった様子もないところをみると、事件は起きなかったよう。
車に乗るとすぐに出ていった。
アイツと女子高生はどういう関係でしょうか。
女子高生は明日もくるでしょうか。
アイツもくる、と思える。
また明日のことにしましょう。
あの女子高生、どこまで帰るんだろう、と思っていたらそのまま眠ってしまった。

 あくる日の夕方。
きたきた女子高生、元気そうだし周りを見ることもなく階段を上がっていった。
そして8時が近づくと、きたきたあの乗用車も。
停まっている。
パトカーが横をゆっくりと通っていく。
あの乗用車の横に来るとスピードが落ちたけど、運転席にはアイツが乗ってるせいか止まることもなく、そのまま通り過ぎていった。
パトカー、止めて何かしなさいよ、覚せい剤があるかも、まさかね。
そして待ちましたよ8時を、出てきた出てきた女子高生。
乗用車に気づいた。
うん?今晩は自分で乗用車の助手席のドアーを開けて乗った。
乗っていいの?
車は動かず中に乗ったまま。
十分、二十分、まだ乗っている。
何を話してんだろう。
おっドアーが開いて女子高生が出てきた。
そのままいつものように帰っていく。
運転席のドアーも開いて男が出てきて女子高生に声をかけたよう。
今度は視界の中。
二人が話している。
男は女子高生の腕を引っ張った。
女子高生はそれを外すとカバンで男をおしのけた。
男もあきらめない。
二人がもみ合いを始めると周囲が騒がしくなった。
何しろ女子高生と中年男のもめ事でしょ、すぐに野次馬が集まった。
男子の高校生か大学生か二三人が男をいさめているよう。
男は何か言っているようにも見える。
パトカーがまたきた、きたのか呼んだのかはわからない。
停まると警察官が三人出てきて二人を囲んだ。
一人は婦人警官だ。
男性の警官は男と、婦人警官は女子高生とそれぞれ何か話している。
少しすると野次馬がぞろぞろと散らばり始めた。
大したことではなかったのかな。
男は警察官に何か言いながら頭を下げると警察官も応じた。
男は女子高生に声をかけ車に乗って走り去った。
女子高生は警察官たちに会釈すると視界から消えた。
済んだの?もうええの?心配しながらも何かを期待していたわたし、自分の野次馬ぶりに気づいた。
まあ何でもいいや、大事が起きなくてよかったし、また明日も会えるでしょう。
それにしてもうちのご主人様は中々帰ってこない。
そろそろ水気がほしいんだけどね。

 あくる日。
女子高生がやってきた。
いつもと明らかに雰囲気が違う。
階段をだっと上がって二階の広場を通り過ぎた。
すると30分くらいで広場に出てきた。
コートに制服姿のままだ。
カバンを肩から下げ、手に茶色の封筒を持っている。
階段を下りながら封筒をコートの内ポケットに入れている。
すると階段の下で向き直って二階のほうにお辞儀した。
礼儀正しいこと・・と思った。
いつもはしないのに、なぜお辞儀を エッひょっとして、辞めたのかもラーメン屋を。
雰囲気が違う、ああそうだ、辞めたんだ。
するとあの封筒はそのバイト代か、きっとそうでしょね。
ええ、もう会えないの。
ちょっとォそれはないでしょ、もっと頑張ってよ。
聞こえないよね、ここにファンが一人、いや一鉢、いや一本なのかな。
女子高生は心持ち背筋を伸ばすと視界の外に消えた。
サヨナラ女子高生、知らない人だけどなぜか悲しい。
あの車の男と何かあったに違いない。
あのオトコ、女子高生とどんな関係だったんだろう。
何だか寂しくなってきた。
友だちを一人失った気持ち。
ご主人様はまだ帰らないし。
もう日暮れなのに、看板にはまたアイツがとまってこっちを見てる。
これから夜中の残飯漁りか、もう日暮れじゃないか、ねぐらに帰れよ、このヤロウ。
なんだか最悪の日になっちゃった。
ああわたしも羽根がほしい。
夜の帳(とばり)が下り、辺りはまた喧騒の中。
今晩はなぜか眠れない。
このままじゃここで枯れて枯死するかもね。
根っこなんかもういらない。
あ~ 寂しい、寂しい。
ア~ア 生まれかわったら鳥になりたい。

 うつら うつら 眠れない、遠くの高層ビルの明かりを見ている。
もっと背伸びして遠くを見たいのだけど生まれつき顔がうつ伏せ気味なのだから仕方がない。
うん? 玄関で何か音がした。
時間はと横の時計をのぞくと午後6時、まさか空き巣狙い?
最近この辺りでも多いらしい。
カチャッと音がした。
錠が開いた、誰なの緊張する。
何かしている、するとバタバタドサドサと音がして声が聞こえた。
「ただいま~」
帰ってきた! ご主人様の声だ。
一人住まいのせいか、帰ったら必ず「ただいま~」ていうのがご主人様の口癖だ。
「お帰りなさい~」
もちろんご主人様には聞こえない。
部屋に明かりがつくと嬉しそうに真っ先にわたしを見てくれた。
気にしてくれてたんだ、わたしも嬉しい。
わたしを持ち上げてぐるりと廻した。
「お帰り」とまた言ったけど、もちろんご主人様には聞こえない。
だけどそれでも構わない。
彼女を匂ったけどいつもの彼女の匂いだけ。
バルカンらしい匂いはしないな。
バルカンの話しを聞きたいけど、まあ旅行仲間がくれば話しも盛り上がるでしょうから、そんときに聞きましょう。
わたしもいつかバルカンに行って、あそこの土になりたい。
無理だけどね。

 荷物の中に見たことのある包装がある。
わたしが最初にいたあの花屋の包装紙だ。
へえ、あの花屋によって花を買ったよう。
今度はどんな花でしょう、気になる、どんな花だろうとわたしへの愛も変えないでね。
何だろう、ゆっくりと包装を解いた。
「クリスマスローズ」・・・じゃないか。
色はホワイト・・・
ホワイトもわたしに気づいた。
わたしより少し年下に見える。
どんな子なんだろう。
ご主人様はわたしに言った。
「友だち連れて帰ったわよォ、仲良くするのよ」
時計をずらし、わたしとホワイトを並べて置いた。
互いにうつむき加減に相手を見ている。
何も言わないけど彼女の気持ちはビンビン感じる。
繊細な子のよう。
あの女子高生を思い出した。
窓ガラスに映る鉢の色も形も同じ。
周りにある文様もわたしの鉢と同じ。
鉢が大きめなのがなおさらカワイイ。
わたしが笑うと向こうもにっこりと笑った。
どこかひたむきな感じがいいな。
へへ、気が合いそう。
バイオレットのわたしとホワイトのこの子、これから二人いや二本かな、
辛抱の木に花が咲いちゃった。

 ご主人様はパソコン見ながら荷物の整理をしている。
わたしはホワイトと並んで外を見た。
雑居ビルの広場にあの女子高生はもういない。
あの白い車もない。
女子高生には新しい何かが始まっているのかも。
わたしにも新しい暮らしが始まった。
ホワイトは初めてのことに緊張が続いていたのか、いつの間にか眠っている。
うつむいた姿が何ともいえない。
わたしもあんなに見えているのかな、と思った。
そろそろ日暮れかな、前のビルの看板にいつの間にかアイツが止まってわたしたちを見ている。
わたしを見て笑った。
オマエ何がおかしいのよ。
「やっと仲間ができたか」と言ってるようにも思えるけど。

ホワイトの寝息が聞こえてくる・・意外と大きい・・イビキかくんだ、この娘(こ)
まあいいや、もう寝よう  明日もまたいい日でありますように・・
















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クリスマスローズの花言葉は「追憶・わたしを忘れないで・不安を和らげて・慰め・・・」
「中傷」という言葉もあり。
クリスマスローズは「ヘレボルス・ニゲル」の英名。
学名「ヘレボルス(Helleborus) 」は ギリシャ語の「helenin」(殺す・死に至らしめるる)と「bora(食べ物)」をつなげた単語で「食べると死ぬ」という意味を表す。
「ニゲル」は「黒」という意味で、クリスマスローズの黒い根にある毒を矢につけたり、飲み水に混ぜて、敵国の兵力を減らすのに用いられた暗い過去があります。この逸話から「中傷」というマイナスの言葉がついたと考えられています。
市場に出回るクリスマスローズにも毒が含まれており、素手で触れると炎症を起こす場合もあり。扱う場合には手袋着用のこと。

・(株)ジャパン・フラワー・コーポレーション (富山県)
「ha na hyakka 」より一部参照・
・東邦大学名誉教授 小池一男氏
「薬草園の世界」より一部参照

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