あなたの恋人目線でラブソングを書いてみてください。
昨日に続いてラブソングの書き方を提案してみます。ラブソングはありふれています。あなたがするような恋愛はたいてい皆んなしています。なんせ地球には80億人いるんです。あなただけが特別な訳ありません。当然のことです。
あなたの恋愛についてあなたの感情を中心に書いても平凡なものになります。なぜなら殆どの人がそうしてるからです。言葉を巧みに変えたり韻を踏んだりカタカナ英語を使ってみたりそもそも英語にしてみたりと、テクニックに頼ってしまいます。もちろんテクニック自体はとても有効です。どんどん使ってください。今日はもっと大前提がひっくり返るようなことも試して欲しくて今これを書いてます。
曲の主人公をあなたの恋人にしてみてください。
あなたの恋人、もしくは元恋人から見てあなたのことをどう思っていたか、今はどう思っているか、あの時のことはどうだったか、あなたを傷付けてしまった時はどうだったか、あなたに傷付けられた時はどうか。今はあなたの恋人はどう生きているか。
以前にも書きましたが視点を変えると同じことを書くにしても全く様相が変わります。激変します。そして、これはもっと大切なことかもしれませんが、恋人の目を通してのあなた自身を見つめ直すことができるんです。あなたが普段思うあなた自身とは当然違ってるはずです。もし代わり映えしなければやり直してください。まだ想像力が足りません。
全く同じ恋愛経験も視点を相手目線、自分目線、相手の元恋人目線、第三者目線、今のあなたの恋人目線、と様々な物語を生み出せます。
ラブソングはなにも恋愛を独白する私小説のようなもので無くても良いんです。目線を変えるだけで物語は変わります。そしてあなた自身のことで気付くこともきっとあります。
どうか試してみてください。そして聴かせてください。