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人間に馴染むBPMは脈拍数です。

歩くテンポと聴いてる音楽のテンポが重なると気持ち良いです。経験あるはずです。音楽の拍と歩調を合わせたくなります。

あなたはどんな時に音楽を聴いてるでしょうか?歩きながら聴いてる割合はどのくらいか考えてみるとかなりを占めるようです。

外で気持ちよく聴ける音楽のテンポとは歩くテンポです。おそらくそれは脈拍数に関連してるのでは無いでしょうか。脈拍数はだいたい遅くて一分間に60回、速くて100回です。歩きながら聴くことを前提とするとBPMは60から100が気持ち良く聴けるはずです。

歩く速さと脈拍にそれほど関連性が無いとしても脈拍は人間の根幹のテンポです。人間はそういうふうにできてる生物です。人間にとって一分間に60から100が自然なテンポなんです。その自然なテンポがスッと身体に入ってき易いというのは当然だと思います。

外だけではなく家で独りで落ち着いて音楽を聴くこともあると思います。脈拍数60から100です。そのテンポに拍が乗ってくると体内に音楽が染み込み易いのではないか。身体の一部のような、血液の流れのような、そう考える前に無意識に身体が考えるのでは無いか。

考えてみればお経のテンポも近いような気がします。気が遠くなるくらい長い歴史の中でお経が今のテンポに落ち着いたとすれば、これはやはり身体が求めるテンポ、BPM60から100を意識的にか無意識にか、目指してきたのかも知れない。

音楽が人間に最も馴染むBPMは脈拍であり心臓の鼓動のBPMでは無いのか。

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