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産前産後休暇と育児休暇で何をする?家事?育児?自分のためにも時間を使おう!

育児でしょ!はい、その通りです(笑)。わたしは2回産前産後休暇と育児休暇を取得しました。そのとき、自分のためにも時間を使っていたらもっとよかったな…と思ったので、紹介します。

意味不明な焦り

特に1回目の育児休暇の時は、正直焦っていました。

わたしが休んでいる間に同僚たちは、どんどん経験を積んでランクアップしている。同期と差を付けられるのではないか!?後輩に抜かれるのではないか?

実際、後輩に抜かれこそしなかったものの、動機とは出世のスピード的には差が付きました。

いろいろと考え方はあることは承知の上で、わたしは一時的に出世に差が付くのは仕方ないと思っています。だってその期間、会社にいないんですから。なのに同等に評価してくれって、とてもじゃないけど言えません。

とはいえ、当時、産前産後休暇と育児休暇の間、何もせずにぼーっとしていたか、というとそうではありませんでした。暇であることに罪悪感を感じ、市内のあちこちのプログラムに出席していました。

当時のわたしは「子どもと一緒に何ができるか」という視点でばかり物事を考えていました。当時はオンラインプログラムなどはほぼ皆無でしたし、託児プログラムも少なく、自己啓発といってもあまり何もできなかったように思います。でも、この限られた時間だからこそ、自分のためにもう少し時間を使っても良かったのではないか、と思います。

産前産後休暇・育児休暇中にしておいたらよかったこと

1.キャリアカウンセラーとの面談

育児休暇中はこれまでしていた仕事の情報が入りません。そのためどうしても視野が狭くなります。子育て支援センターで出会った保育士さんのすばらしさに感化され、復帰する仕事とはかけ外れた「保育士」になろうか、と思ったりして、通信教材を探したりしていました。
さて、無事仕事に復帰した後、どうなったか。案の定、キャリア迷子になりました。家庭と仕事のどちらに比重を置くかすら決まっていなかったのです。復帰したらバリバリと仕事に比重を置けると夢見ていたけど、あっさり夢破れたといったほうがよかったかもしれません。

わたしには、頼れる実家も義理の実家も遠方で頼れる身内もいませんでした。夫は育児だって家事だって完ぺきにこなしてくれる人でしたが、激務で家にいない、うちにいるときは疲れ果てて寝てました。

当時は「ワークライフバランス」「スゴ母」がワーキングマザー特集でよく取り上げられていたので、キャリアカウンセラーなんかに相談すると「もっとがんばれ」と言われそうで怖かったのです。
このため、自主的に家庭優先とすることを決め、重要なプロジェクトからすべて外してもらいました。日々、ぺこぺこ頭を下げ、申し訳ないとばかり言っていました。

どんな生活が待っているかわからないときは、夢を膨らませがちです。雑誌に取り上げられているような「キラキラ、バリバリ働いて活躍しているお母さんたち」だけでなく、さまざまな働くお母さんを知っているキャリアカウンセラーに面談をお願いすればよかったな、と思います。

そうすれば「今は家庭優先にしています」「こういう点なら貢献できます」無駄に縮こまらずに済んだと思います。

2.自分の幅を広げる勉強

復帰後は仕事で英語を使うので、育休中に英会話!なんてやろうとしました。しかし、赤ちゃんが起きて撃沈。さっさとあきらめました。これまでのことの繰り返しもいいですが、もっと自分の幅を広げる勉強に絞っても良かったのかもしれません。

例えば、英語以外の言語、例えば韓国語か中国語にチャレンジしておけばよかったな、と思います。なんたって時間があるし、韓国人や中国人のママたちとも出会えるチャンスがたくさんあったはずなのです。初心者だってOK!だって話せるだけで、希少価値が増すじゃないですか。
わたしは英語ばかりに目が行き、チャンスを逃してしまったのがもったいなかったな、と思います。

自分の幅を広げる、と言えば、わたしは「おもちゃコンサルタント」「おもちゃコンサルタントマスター」を通信教育で取得しました。
育児に役立つかも!と思って受講したのですが、正直言って、内容は専門的過ぎて、子育て自体にはあまり役に立ちませんでした(笑)。

それでも、自分の所属している狭いコミュニティから飛び出せたこと、おもちゃというものの見方が変わったことが収穫だったと思います。

さいごに

産前産後休暇、育児休暇は、もちろん出産と育児のための休暇です。子どもとの世界にどっぷりと漬かるのも良し!
ただ、わたしのようにならないように、ぜひご自身のためにも時間を使っていただきたいな、と思います!


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