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イスラエル通信(1月28日)

ハマス35周年記念式典
 昨年12月中旬、ハマスはガザ市の中心部で設立35周年の記念式典を行いました。その際、数万人が市内を行進し、ハマスによる統治を歓迎しました。ハマスは、イスラエルの右派新政権との対立を宣言しています。イスラエル抹殺を国是とするハマスの活動が阻止されるように祈りましょう。
 
ヤッド・バシェム
 エルサレムにある新しいホロコースト記念館、ヤッド・バシェムのために祈りましょう。このホロコースト記念館が、600万人のユダヤ人が殺されたことを後世に伝えるために大いに用いられるように、また、訪問者たちが、ここから多くの教訓を学ぶことができますように。
ホロコーストの背後には、悪魔の策略があります。このような蛮行が、人類の歴史で再び起こることのないように祈りましょう。
 
ガザ地区からの攻撃
 ガザからロケット弾や爆発物が飛来することは、日常的な景色になっています。しかし、こうしたことは極めて異常です。ガザから攻撃があれば、イスラエル政府は、報復攻撃を仕掛けたり、ガザの封鎖を強化したり、商業関係者の入国を禁止したりといった措置を取っていますが、このようないたちごっごは、イスラエルにとってもパレスチナ側にとっても益になりません。民衆のことを真に思いやる指導者が、パレスチナ側に登場するように祈りましょう。
 
ゴルダ・メイヤの名言
 イスラエル第5代首相の故ゴルダ・メイヤ女史は、「アラブ人がイスラエル人を憎む以上にわが子を愛する日が来ない限り、平和は来ない」という名言を残しています。
これは今も有名な名言です。パレスチナ人が子どもに自爆テロやイスラエル人に対する憎しみを教える代わりに、子どもを愛し、平和を愛する社会を求めるようになるように祈りましょう。
 
クリスチャンの反ユダヤ主義
 ユダヤ人伝道のために祈りましょう。ユダヤ人に伝道する必要はない、と主張するクリスチャンたちが増えてきています。彼らは、ユダヤ人はシナイ契約によって救われていると考えています。しかし、ユダヤ人にイエス・キリストを伝えないことは、究極的な反ユダヤ主義です。正しい聖書理解に基づくユダヤ人伝道が進展するように、どのような意味でも、反ユダヤ主義的な教えが教会から取り除かれるように祈りましょう。
 
チェコの在イスラエル人大使館
 昨年末、チェコのゼマン大統領は、同国の在イスラエル大使館をテルアビブからエルサレムに移すように同国政府に要請しました。政府も承認するもようですが、EUから反対を受ける可能性が高いので、実現するかどうかは不明です。EUが反ユダヤ的な政策を変更するように祈りましょう。また、エルサレムに大使館を置く国が増えるように祈りましょう。
 
ユダヤ人とパレスチナ人との狭間で
 イスラエルに住むサマリア人の数は、およそ700人います。そのほとんどが、ナーブルスとテルアビブ近郊に住んでいますが、彼らは世界で最も古い少数民族の一つだと言われています。彼らはイスラエルとパレスチナの両方のID(身分証明)カードを持ち、大抵の人より出入りできる場所が多いですが、それゆえの悩みもあると言います。というのも、パレスチナ人からはユダヤ人と間違われ、ユダヤ人からはパレスチナ人と間違われるからです。こうした葛藤の中にある少数民族のサマリア人たちが、1日も早くイエス・キリストの救いを受け入れるように祈りましょう。
 
イスラエル聖書大学
 学長のエレズ・ソレフ氏は、次のように証言しています:
「政治の世界は大混乱に陥っているが、霊的世界では、素晴らしいことが起こっている。
1.    イスラエル人兵士たちの信仰が成長している。
2.    アラビア語による福音伝達がガリラヤ地方から行われている。
3.    エジプト人たちが、ヘブル語の伝道ビデオ素材を分かち合っている。」イスラエル聖書大学の活動が大いに祝されるように祈りましょう。

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