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アプリゲームのインフルエンサーマーケティングについて

こんにちは!ナオ株式会社の石川と申します。

弊社では、インフルエンサーマーケティングを中心に、
メディア運営、様々な映像コンテンツの作成(WebCM、TVCMなど)、
生放送コンテンツを一貫して行っています。
自社では複数のYoutubeチャンネルを運営しており、
(チャンネル登録者数40万人以上、そのほか数万規模のアカウントがいくつか)、私はそれらを組み合わせながらご提案をさせて頂いております。

インフルエンサーマーケティングについて
自分の整理も含め、ものすごい簡単にまとめてみました。
皆さんにとって少しでも参考になりましたら幸いです。
また少しでも参考になったと思っていただければ、友人・知人ご家族など、シェア頂けましたら、嬉しいです。

目次

★インフルエンサーマーケティングの観点からみる、注目のゲーム

プロ野球スピリッツ
https://www.konami.com/games/prospi/2019/

ダルビッシュのゲームチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCn69pO-Cpt_fQVOnfIq9qbg/videos

現役メジャーリーガーが自ら、コンテンツを遊び、配信を行っている。
インストール、売上もかなり増加傾向。
熱量も高く、野球人ならではのコメント等もあり、人気が高い。

point
インフルエンサーをゲームプロモーションで活用する上で、
最も大切なことの1つが配信者の熱、インフルエンサーのモチベ―ション。
今回紹介しているのは提供案件では基本ないが、提供案件の本来の形は、
提供案件だとしても普段と同じ熱量をもって配信して貰わねば難しい。
仮にゲームを単発で紹介したとしても、
そのインフルエンサー自身が楽しまずにプレイをしている動画を観て、
果たして視聴者はそのゲームに興味を持ち、ゲームへの流入を見込むことはできるだろうか。
インストールは出るかもしれないが、上質なユーザーを見込むことはできるのだろうか。
タイアップ案件で重要となるのは以下の3つ。
・適正なインフルエンサーのピックアップ
・配信内容のABテスト
・配信者から派生するアンバサダーの創出(ファン化)
今回の場合、ダルビッシュ選手の動画は全てに適している。
一番良い形は今回のように、提供案件ではなく独自に配信してもらえると良いのだが、
そうなるのは本当にラッキーなパターンなので、
上記のような形をインフルエンサーマーケティングで作り出していく事が重要だと考える。


★大物芸能人のYoutubeチャンネルどんどん増加

手越祐也チャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCSEoj94-efoQhREyRWRySKA

貴ちゃんねるず(石橋貴明)
https://www.youtube.com/channel/UCbXUEjBdbrn4BEbLSKJuSpw

中川翔子の「ヲ」
https://www.youtube.com/channel/UCGlWnxRgmii2-InQLp8HmiA/videos

川口春奈オフィシャル はーちゃんねる
https://www.youtube.com/channel/UCHi5HD9w9B-gI6Lbx43Rs7A/videos

【point】
2007年にYouTubeが日本語版サービスを開始して以降、
多くの人気Youtuberが登場し、若者を中心に多大な影響力を持つインフルエンサーとして唯一無二の立場を確立してきた。
今までYoutubeはTV業界とは別物と捉えられてきていた。
その一方で、長い間【YouTuber】と【芸能人】は別物としてポジションを確立しており
双方の活動のプラットフォームが混在することはほぼ無かったのではないだろうか。
しかし、近年はTV業界とYouTubeが協業することで
TVではYouTuberがゲストに呼ばれ、YouTubeでは芸能人が登場するといった
メディアの枠を超えた動きが珍しくなくなってきた。
お互いのテリトリーを守ってきた双方だが、
この動きに変化が生じたと感じられる理由の一つに
ここ数カ月で多くの芸能人のYouTubeチャンネルを開設するようになり、
これまでTVで表現することができなかった活躍の場を手にするようになったことからも想像できるだろう。
いわゆる芸能の素人である一般人が、自身の創出したコンテンツを表現・発信する場であったYouTubeに
すでに知名度や多くのファンを抱える芸能人が参戦することにより
"YouTuberの生き残り合戦"が始まるのではないかという声もある。

これにより一般Youtuberが危ないという人もいるが、
実際はコンテンツの中で、他との差別化が出来ている配信者や、
コンテンツを極めている配信者は問題なく活動を続けていけると考える。
しかし、他と被っている、人気事務所や、過去良かったコンテンツを引っ張り続けている人など、コンテンツに差別化を持ちづらい人は、
今後の継続が難しい可能性がある。
特に若年層のT層(男女10代)ターゲットの場合、人気の移り変わりがとても激しい為、埋もれてしまう可能性は高い。
今後独自コンテンツを生み出せるかどうかがとても大事になってくるのではないだろうか。


★漫画、アニメ系のYoutuberもどんどん増加

モナ・リザの戯言
https://www.youtube.com/channel/UCSSkv6tmPpi8d1IrWegypsA

テイコウペンギン
https://www.youtube.com/channel/UCUTgXNqRBqR33D5q10DfQXw

モモウメ【公式】
https://www.youtube.com/channel/UCDNvEu0mHE4wMbbrnUL9mOA

【point】
作り込まれたコンテンツよりも気軽に視聴できるコンテンツとして
特にオタク文化のある日本人と相性がよいとされる漫画コンテンツ。
広告コンテンツとして、プロモーション商材自体に興味はなくとも
ついついストーリー展開が気になってしまい、思わず最後まで見てしまう点が最大の特徴だ。
人が演じるプロモーション動画と比較して視聴継続率が高いことが、なによりもプロモーションとしての強みとなっている。


★作業用、勉強用動画が増加

ゴールデンボンバー
【鬼龍院】癒し&安眠のための焚き火動画1時間
https://www.youtube.com/watch?v=PqQlEJgvTDk&t=810s

ハローキティ
【作業用】キティといっしょに1時間お勉強したりお仕事したりする動画
https://www.youtube.com/watch?v=yhBVQMAv4W4&t=200s

テイコウペンギン
【作業・勉強用】ブラック企業のリアルな1時間【アニメ】
https://www.youtube.com/watch?v=OCTlhhVfq-M&t=2045s

point
一般的に動画尺が短い動画の方が、より視聴回数が多いとされている中、
外出自粛の影響で、長時間動画の視聴数が増加している。
ここで紹介しているこれらの動画は、いわゆる作業用動画と総称され、一時間以上に渡る。
内容は多岐に渡り、無言で配信者が勉強をしている様子の動画や
ひたすら焚火をする動画など、いわゆる「面白さ」とは無関係の動画だ。
それでは、視聴者はこれらの動画に何を求めているのだろうか。
それは、まるで一緒に作業をしてくれるように感じられるような、
自分は一人ではないんだということを感じさせるような、"他人の空気感"なのではないかと考えられる。
この記事をここまで読んでくれた人の中に、一人暮らしを始めたばかりの頃、
物音が欲しいだけで観もしないTVを付けっぱなしにしていたことはないだろうか。

慣れないリモート作業や、自宅待機で行き場のない寂しさやストレスを抱えた人々を癒してくれるコンテンツの1つが
作業用動画とマッチし、結果としてこの自粛期間に再生が伸びているのではないだろうか。
今後もまだまだ自粛期間は続くと考えると伸び続けていくコンテンツだと私は注目している。

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