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幸せの根源にある「他人と比べないこと」

毎日が幸せ、みたいに感じている人って、少ないのではないでしょうか。大体みんな、仕事や家庭の悩みを抱えていて、しんどいと思いながら生きているのだと思います。

そんな日常のなかにも、おいしいものを食べたとか、好きなテレビ番組を見たとか、好きな漫画の新刊が発売されたとか、好きなミュージシャンの新譜が発売されたとか、楽しみなことがぽつぽつとある。

そんな小さな、過ぎ去っていく日々にこそ、幸福は宿るのだと思います。

だから、人を羨んだりしても仕方がないと思うのです。もちろん、羨むのは自由ですが、その先にあるのは、他人の人生です。私は至らない精神で生きているので、羨んだり、嫉妬したり、日々、悩んだりもしていますが、小さな幸せが暮らしのなかにいくつか存在します。

きっと、この記事を見ているあなたにも、幸せはある。それを伝えたいと思いました。

離職しても、離婚しても、大病を患っても、日々のどこかに幸せはあります。世の中には「俯瞰」を意味する「鳥瞰」という言葉がありますが、小さなことに目を向ける「虫瞰」という考え方はいかがでしょうか。

大きな不幸より、小さな幸せに目を向けることで、気持ちの持ちようは変わってきます。たとえば、私は実家で認知症の母と、指を4本切り落とした家族の介護をしている、37歳の子ども部屋おじさんです。

一般的に見たら不幸でしょうが、セブンイレブンのスイーツがおいしかったとか、欲しかったガンプラが買えたとか、漫画を読んで感動したとか、サウナに行ってすっきりしたとか、飼っているザリガニが脱皮に成功したとか、それなりに幸せだと思っています。

結局、自分の幸せというものは、自分にしかわかりません。自分の不幸も、また然り。だからこそ、他人と比べる必要はないんです。

みなさま、どうかよき人生を。


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