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【ゲームレビュー/イーストワード】ピクセルアートの魅力満載なアクションアドベンチャー

レビューを簡潔にまとめ!
 非の打ち所がなく、細部までこだわりを感じた作品でした!ストーリー、ピクセルアート、小ネタ満載でカジュアルプレイヤーからヘビープレイヤーまで虜にするに違いありません。色彩豊かな景色を探しに行く冒険に出発しましょう!

基本情報
シングルプレイ
言語:公式日本語対応
配信プラットフォーム:PC、Nitendo Switch
価格:2,680円

【どんなゲーム?】

本作は「ジョン」と「珊(さん)」という父と娘のようなコンビが織りなすパズルアクションアドベンチャーです。操作キャラは切り替えが可能なのでそれぞれの特徴を活かして攻略していきましょう。

ジョンはフライパンを手に、珊は超能力を秘め、暗い炭坑から外の世界を求めて旅に出ます。無口なジョンと天真爛漫な珊の対照的なリアクションも見どころ。

MOTHERシリーズを彷彿させる個性豊かなキャラクターたちと色んなフィールドを冒険できるので場面が変わるたびに感動を味わえるに違いありません。

ゲーム内でプレイできるミニRPGの「大地の子」もめちゃくちゃ手の込んだおまけ要素になっているのでぜひ挑戦してみてください。小ネタも存分にちりばめられているので探してみましょう!

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【どんな人におすすめ?】

プレイ時間については、「大地の子」の攻略にめちゃくちゃ時間を割いてたので概算ですが、20時間くらいだと思います。

パズルアクションとしての難易度は比較的優しく、ビジュアルも相まって多くの人がとっつきやすい作品と言えます。一方でミニRPGの「大地の子」は超高難易度なのでコアプレイヤーの期待に応える抜かりのなさ。

ビジュアル、ストーリー、小ネタ満載で誰にとっても飽きることのない作品です。

数少ない欠点を挙げるとすれば「取り返しのつかない要素」があることで実績解除が困難な点です。例えば、マップ上に隠されたアイテム・エリアを逃がして物語を進めると戻ってこれません。

取り逃がしたからといって物語に影響が出ることはありませんが、実績コンプを重視しているプレイヤーにとっては敷居が高いかも。(「大地の子」を全クリする実績もありますし)

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「大地の子」の攻略で困っている方はぜひこちらの記事をご覧ください!

【ゲーム終えて、考えたこと】

晴れ晴れとしたエンディングに「終わったぁ〜〜!」と両手を突き上げたプレイヤーもいるのではないでしょうか。序盤から語られる伏線が徐々に明らかになってきて最後にしっかりと回収して締めくくっていて気持ちのいい終わり方でしたね。

キャラクターが本当に魅力的で、モブキャラまで使い回しがなくひとりひとりモーションを作り上げている点にこだわりを感じました。様々なエリアのピクセルアートもじっくりと堪能してほしい作品です。

そしてピクセルアートだけでなく木漏れ日や窓から差し込む日差しなども色の具合で時間帯が伝わってくるこだわりっぷり。

とにかく細部までしっかり作り上げているので隅々まで目を配ってほしい作品です。個人的にはCrosscode以来の傑作だと思います!

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