ウェディングドレス

白は汚い色です。

「白は汚い色です」

こう言われたら、あなたはどう思うだろうか?


おそらくほとんどの人はこう思うだろう。
「そんなわけがない!白は綺麗な色だろ!!」



世の中のいわゆる「キレイ」なものに、「白」は欠かせない。

純白のウェディングドレス、光り輝く真珠、宝石。。。
様々な「キレイ」なものには「白」が使われている。

「白=キレイ」はもはや常識のようになっているのである。


ところが、白を「汚い色」とみなす世界がある。

「物理」の世界である。


物理の世界において、白は「純粋」な色ではない。
白とは、「単一の色」ではなく、青、赤、黄色など、様々な色が複雑に混じり合った色だからである。

一般的に、白は「純粋」「単純」な色として扱われるが、物理の世界ではむしろ「複雑」な色なのである。


ここで僕が伝えたいことは、「物事は、価値観次第で全く違う見え方になる」ということである。


人は「自分のいる世界」が正しいと思ってしまう。
自分の常識が世界の常識と思い込んでしまう。


しかし、そんなことは決してない。
場所が変われば、価値観が変われば、「常識」は180度変わってしまうのである。



例えば、「幸せ」の形は一つではない。
国によって、地域によって、家族によって、個人によって異なるものなのである。

それなのに、自分の生きている世界の幸せが「正しい」「それしかない」と思いこんでいたら、自分の可能性を狭めることに繋がってしまう。


だからこそ我々は物事の「常識」を疑う必要があるし、多面的に物事を眺める必要がある。


より自由に、自分らしく生きるために。


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