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哀しみの傷と共に生きていく

受け入れる事の出来ない
哀しい出来事が起きた時
人はなぜ?どうして?と問い
答えを見出そうとする。
そして、克服しようとする。

これが答えなの?
いや、あれかな?
克服しなきゃ!って。

哀しい出来事が原因でできた
心の傷を癒やすには
どうしたらよいのか?と
ずっとずっと考え悩む。

哀しみを
克服しようとすればするほど
さらに苦しくなる。


辛い。助けてほしい…と。

過去は変えることは出来ないのは
百も承知。
でも、今の哀しい感情と頭の中とが
追いつかない。


もしかしたら、その問いには
答えはないのかもしれない。

問うても答えが出ないのなら
それが答えなんだと受け入れて、
哀しみの傷と共に生きていく。

それも生き方なのかもしれません。


それも生き方?納得いかないと
思われるかもしれません。

それはまるで、突き刺された刃と共に
生きているのと同じようなもので、
心の傷は刃物より痛いもの…だから?


そんな哀しみの傷と共に生きていく事は、
とても辛い事のように思えるけど…


でもね、

それが出来る人は
実はとても強くしなやかな人だと
思います。
心の器がとても大きい人なのだろうと
思っています。


人の辛さや哀しみに寄り添う事ができ
少々の嫌な事があっても乗り越える力もある。


それが原動力となって心の成長につながり
人として魂の成長になるのかもしれません。

その結果が、みんなから慕われる理由にも
なると思っています。


だから、克服しようとか
なぜ?と答え求める事は
無理にしなくても良いのだと
思っています。


そんなお話も
時にはさせていただいています。



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