マガジンのカバー画像

思考の原資その2

48
運営しているクリエイター

#子育て

時代の移り変わりに思うこと

 5月1日、令和元年になった。元号が変わったことに何かを思うことはないが、自分が生きてきた時代を振り返る好機にはなった。かなり個人的なことだが、息子たち世代との価値観の違いを感じたのが一番大きい。その価値観の違いは、これからのいろいろな暮らしの形態を展開するスタートなんだろう。そう思ったことを書いておきたい。

 令和になるということで、世の中に10連休をもたらした。東京に住む息子たち家族も、中盤

もっとみる
成長

成長

 久しぶりに息子たちのバスケの試合を見に行った。というか、私にとっては、彼らは、中学の時のバスケの教え子なのだ。親子で、生徒と指導者に徹するのは難しいと言われているが、私は、指導者の仮面をかぶってバスケ指導をしていたわけではなく、むしろ、母親が、父性と母性を使い分ける程度のことで、親という目線で子どもたちに接していた。かえってそれが良かったのかもしれない。そういう性分なので、自然体の自分で指導者で

もっとみる
孫の好き嫌い

孫の好き嫌い

 子供の、食べ物の好き嫌いの話である。

 一週間ほど、B型インフルエンザで登園できなくなった孫を家で看ていて気になったことだ。熱が下がって少し体が楽になって来た頃、よくあることだが、食べ物の好き嫌いを言い始めた。病気で少し我儘を言って甘えたいのもあるだろう。ここで「はい、そうですか」と言うわけにも行かないのが親で、大概、「体のため」を理由とする「話」をしてやり、納得させようとするだろう。子供も、

もっとみる

未遂に終わった電話詐欺

 「スズキヤスユキ法律事務所のワタナベという事務員ですが」と、電話にでるなりかなりはっきりした口調で相手が話し始める。「○○さんの連絡先ということでかけていますが、○○さんはいらっしゃいますか?」と、息子の実名を出して話し始めた。私が、一緒に住んでいないと言うと、「○○さんと至急、ご連絡を取りたいので、当方の番号に連絡をいただけるよう、連絡を取ってもらえないでしょうか。」と、続いた。

 このまま

もっとみる

孫が「みんなのもの」と、言ったことについて

 タイトルだけじゃ何の話だかさっぱりわからないと思う。

 ちょっと説明すると、2歳の妹が遊んでいるものをいきなり、「みんなのものだからね。」と言いながら横取りし、妹が泣きわめくと自分も泣き出して騒然という事態になった。これが発端となって、私の思考が開始した。

 こういう時、私は一切口出ししないようにしているが、収まらない時は、ちょっかいを出した方に「どうしたいの?」と、聞くようにしている。冷静

もっとみる
祭日のひととき

祭日のひととき

 今日はなぜ保育園がお休みなのか?聞かれなかったけど「建国記念の日」と、孫に教えてあげた。追加で聞かれずに、そのまま「ふーん」て言ってくれるだろうことを願った。が、6月に4歳になる姉は好奇心の塊で、何でも聞いてくるため、ふーんでは済まされないことは承知していた。今日は、春節であり、仏滅であり、大人として何と教えたものか、建国のことを。と、頭のなかをいろいろな説明が通り過ぎ、4歳前の子には無難にこう

もっとみる