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物事をはじめる前に整理した方が良いこと!

おはようございます😀
手段の目的化という病の話は以前書きましたが、そこで記載した通りこの病気を発症しないようにするためのフレームワークというか考え方がありますので、紹介します。

上記のnoteで「手段の目的化という病」の話をしましたが、それを発症しないようにするためにも有効ですし、チームや組織の行先やそこへ向かう道中で迷い道に入り込まないようにするための地図とコンパスの役割も果たします。

大事なことは関わる全員の目に見える形にしておくことです。
やはり言葉だけの共有では、忘れてしまうからです。
「あれ?そもそもなんのためにこれをしているんだろう?」とはたとした経験ありますよね。
それを予防するためにも有効です。

まず目的を定めます。
目的とはゴール設定です。
ゴールがないと終わりが規定できません。
ゴールの決まっていないマラソンとかシンドイですよね?
おそらく誰もそんなマラソン大会には恐ろしくて参加しないことでしょう。

そして方針を決めます。
これはどういうことかというと、ルールです。
10時間で打ち切るとか、歩いても良いとか。
これがないと目的達成するためにどういう選択肢、手段、方法を取るのかということが決めづらいですし、そもそもなんでもありになってしまいます。ビジネスであれば「予算」や「期限」与えられる「人材」だったりします。制約条件といっても良いでしょう。

目標は目的達成のために設定するマイルストーンなどです。
マラソンに例えるならサブ3(フルマラソンを3時間以内という意味)を目指す。
といったことです。
目的達成するがどのように達成するのかというものです。
ビジネスで目標がない仕事などありません。
それは仕事ではなく趣味とか遊びですw
サザビーのプラモデルを作るという目的に対して、期限設定がないということです。
しかし、ビジネスであればいつまで、どのようなクオリティーでという目標設定が必ずつきますね。
よくグダグダになっているプロジェクトや組織は「目標設定」がない「期限が曖昧」というのが特徴としてあります。

手段・方法は目的、目標を達成するための具体的な行為です。
図内にも記載した通りです。

まずは何かを始める前にこれらのことを明確にし、整理し、決定し、関わるメンバーで共有し理解を一緒にすることが大切です。
それができていれば、成功のための条件の半分以上はすでに満たされているも同然です。
これらを元により具体的な実行計画、段取りを決め、誰が何をするのかという役割を定めます。
そして予実管理をしっかりとしていき、ヒヤリハット(ハインリッヒの法則)が重要という観点に立ち、些細な懸念や問題、課題も見過ごさないようにしチームで、組織で共有し早期対応をしていくことでプロジェクトが炎上することはかなりの確率で防止することが可能です。
それを実現するためには安心安全な場であること、オープンなコミュニケーションが実現されており、相互互助の精神で運営されているチームになっていることが大事です。
それはリーダーシップとメンバー各位の理解と努力によります。
特に困難な状況、問題が発生した時にその真価が問われます。
苦しい時こそ協働できるチーム、組織は本当に強いです。

そんなチーム作り、組織作りに役立つだろうと思うことを日々書いています。
私も実践できていることばかりではありませんので、日々、試行錯誤しつつ修行中です^^;

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