🎮ゲームデザインのイロハ その２

前回の続きです。

🎮ゲームデザインのイロハ その１｜ゲームプロデューサーGoda@戦略参謀🎈(フォロバ100%)｜note

少し振り返るといきなり、どんなゲームを作ろうかと考えるためにも、どんなお客様がいるのか、そのお客様のニーズはどんなものか、そのお客様は多くこの世の中にいるのかといったことをリサーチするためには、日常のフィールドワークやインプットが大切であるという話を書きました。

※出典
枝幸ではどんな魚が獲れるのか!?「底建網漁」を取材!!

よく漁に例えるのですが、いきなり大海原に網を投げても魚は思うように獲れません。
どこにどんな魚がいるのかを魚群探知機や、経験からあたりをつけて、狙いの魚にあった仕掛けや網のサイズで漁をするから、摂れます。
これまで私が投稿してきたことに照らすと

・魚群探知機は言わば「マーケティングリサーチ」
・経験は言わば「フィールドワーク」「日ごろのインプット」

ということになります。
定まったら、ようやく具体的な企画、ゲームデザインに移行します。

▼ゴールを決める、クリア条件を決める
　ゲームの目標を決めます。
　何を達成したらクリアになるのかということです。
　スーパーマリオであればゴール地点にたどり着き、旗をゲットしたらクリアということになります。
　最終的には8-4まで行き、クッパを溶岩に落として倒し、ピーチ姫を救うということがゴールとなります。

※出典
仕事は「打ち合わせの質」と「ゴール目標の共有」で決まる。

　クリア条件や最終ゴールがわからないとプレイヤーは何をしたら良いかわかりませんし、ストーリーも決まりません。
また、どこまでプレイしたら終わるのかわからないとそもそもプレイヤーのモチベーションコントロール、レベルデザインをすることができませんから、ゲームがとてもうまく実現させているフロー状態を作り出すこともできません。
これもよく例えているのですが、ゴールのないマラソン頑張れないですし、諦めてしまう人が続出するならまだ良いですが、そもそも参加してくれないですよね。

フロー状態について詳しく書くことは、次回以降にしますので、今は読み流してください^^
ゲームデザインの中で大切なこととして目標設定と達成感というのがあります。
適切な目標になっていないと達成感を得られません。

・簡単すぎるとツマラナイ
・難しすぎるとムリムリ

となってしまいますから適切な目標設定(簡単すぎず、難しすぎない)を心掛けることは鉄則の一つです。
言い換えると「目標とプレイヤースキルの絶妙なバランシング」ということになります。
専門用語では、フロー状態を作るということに直結するのですが、この話は書き始めると長くなるので、別途投稿したいと思います。

よりワクワクとして楽しめる世界観にすること、ゲームですから「ルール」がないと成立しませんので、次回は「世界観」と「ルール」について書いていきます。

今回も最後まで読んで頂きましてありがとうございました!